〜ミナオシ島〜

船浮の表と裏とは?西表島の陸の孤島訪問!

船浮の朝日

船浮の朝日

西表島の旅は、北の上原か南の大原。

どちらか2つの港に石垣から船で
上陸することから始まります。

ツアーに参加して、ジャングルの
中を滝までトレッキングしたり、
カヤックやカヌー体験するのが
一般的な過ごし方なんですね。

船浮港

でも、何回か行っているうちに、
「船浮」という地名を聞くことが
増え、気になってくるんですね!

船浮にリピーターする人も
けっこういるようなんです。

そこで今回は、船浮へ3泊して
みることにしましたよ!

ここで【ミナオシ島クイズ】です!

「白浜」は、日本最西端のバス停!
では、日本最西端の島はどこでしょうか?

1)西表島
2)波照間島
3)与那国島

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目次

「船浮」には表と裏があります!

白浜に到着したバス

西表島を走っている路線バス。

その西の端っこ、日本最西端バス停
「白浜」で船に乗り代えます。

無料送迎バスがあったなんて!

「白浜」は日本最西端のバス停なんです!

でも、バスの本数って少ないんですよね!
上原での待ち時間は、約2時間。

食堂とカフェで時間を潰しました。

白浜での船の待ち時間は、30分ほど。
船は10分かからずに船浮港に到着。

実は、宿で帰りの船とバスの時刻を
調べていたときに女将さんに言われるまで
知らなかった重大な事実があるんです!

上原港で船から荷物を運び出す人たち

なんと、船会社は、船の到着に合わせて
無料バスを運行していたんですね!

乗船券を買うときに、バスチケットも
欲しいと言えばもらえるそうなんです♪

そのことは、乗船券売り場などには
まったく表示されていません。

知っているのと、知らないのとでは大違い。
時間もお金もずいぶん違ってきちゃいますね。

西表島に行く方は、よく覚えておきましょう!

集落の人たちの交通手段は船!

船浮の人たちにとって船は生活必需品

港に面した「かまかど荘」の奥、
素泊まり宿に荷物を降ろしました。

前面の建物の屋根に設けられた
見晴台があって、そこで港の様子を
眺めていたんですね。

かまかど荘の屋上は見晴台になってます!

そしたら、小型ボートがやってきて、
積まれたたくさんの荷物を宿の前へ
降ろし出しました。

どうやら、宿の女将さんが買い物に
でかけて帰ってきたところのようです。

船浮集落では、車はほぼ見かけません。

車で移動するほどの広さはなく、
港の後ろは山に囲まれています。

黒い雲の隙間から朝日が射し出しました

ボートで学校に通う子供もいます

集落以外には、車が通れるような道は
ほとんどないんですね。

ですから、船浮に住んでる人たちの
交通手段はもっぱら白浜へ渡る船!

朝早く船を操縦して通学する小学生か
中学生の姿も見かけましたよ。

イダの浜

イダの浜

船浮に着く前、「イダの浜」は、
集落からの距離はけっこう遠い
印象がありました!

でも、実際に歩いてみると、10分
程度で着いちゃったんですね。

二股の道で「イダの浜」の方向を示す看板

山道を通って行きます

途中、湧き水もありました

上り坂ですが、山ほどの高さは
ありません。

丘を一つ乗り越えるようなもの
と言ったらいいでしょうか?

眼前に弧を描く美しいビーチが
あらわれますよ♪

浜近くの案内標識

美しいビーチです!

サップやってる人もちらほら見かけましたよ

透明度は高く、沖縄本島北部、
今帰仁あたりの海と似てますね。

ボランちゅは、西表島では、あまり
美しい海を見ていませんでした。

もしかしたら、イダの浜は西表島で
1番美しいビーチかもしれませんね♪

入り口周辺にいくつか木陰があります。

ビーチには枯葉も多かったですね!

誰かがロープと木片で作ったブランコ

でも、左にずっと歩いて行ったら、
寝転んでくつろげそうな最適な木陰
を発見しました!

寝転ぶと木陰にすっぽり入って、
おまけに、ちょうど頭のあたりに
丸太の木が置かれているんですね。

早速、ビーチに行くときはバッグ
に突っ込んでいるビニールシートを
広げました。

木陰で本を読むボランちゅ

丸太まで覆っちゃいました。

こうすれば頭が上がります。

読書するときや、海をぼんやり
眺めるときに具合がいいんですね♪

ビーチ入り口から左側へ歩いて
行くと岩場になります。

絵になる風景です!

その手前あたりに、木や流木が
ランダムに存在しています。

これが、ダークな岩の色と対比して
インスタ映えしそうなドラマチック
な風景を作っているんですね。

イダの浜の中でも、独特の空間を
味わえますよ♪

孤島感をたのしもう!

「かまかど荘」の素泊まり民宿棟

部屋の前は木のデッキです

木々に囲まれた開放的な宿です!

船浮には、その前に滞在した鳩間島と
同じように商店がありません。

食堂は、ポツポツあるにはあります。
でも、ソバやカレーの軽食程度。

だから、宿は2食付きが普通です。

正面に見えるのはキッチンです

部屋の広さは10畳ぐらいあります

キッチンのシーサーとガス器具

ボランちゅのように、素泊まりで、
食事は自炊や外食の場合は困ること
もありますね。

宿にある程度食料は持ち込みました。

キッチンは別棟にありました。
ただ、電子レンジやトースターは
置いてないんですね。

レトルト食品やカップ麺しか買って
なかったので、少しはちゃんとした
食事をしたくなりました。

宿の夕食です

3泊したうち、夕食と朝食を1回
づつ頼むことにしたんですね。

「かまかど荘」は、手作りぱんが評判。

朝食では、分厚いふんわりしたぱんを
美味しくいただきましたよ♪

ボランちゅの「まとめ」!

御嶽

スーパーやコンビニのある離島は
少なくありません。

船浮は離島ではありません。

でも、船でしか行くことができない
陸の孤島なんです。

かまかど荘隣の食堂

商店はありません。

それを不便ととるか、非日常として
たのしみとして捉えることができるか?

船浮を好きになれるかどうか。

あなたがどちらの気持ちを抱くかで
決まってきそうですね!

白浜港の待合室に貼ってあったポスター

*クイズの答え

3)与那国島

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