「みずのう」?
「みずな」?
無知を告白してしまいますね!
「水納島」
実は、なんて読むのか
わかりませんでした。
沖縄の北部に滞在中、「みんなじま」と
いう言葉をときどき聞いていました。
それで、ああそうか、
「みんなじま」って読むんだ!
ってわかったんです。
水納島は、沖縄北部本部半島にある
渡久地港から高速船で約10分で到着。
人口40人の小さな島です。
ここで【ミナオシ島クイズ】です!
「水納島」は同じ名前の島が
もう一つ沖縄にあります。どこにあるのでしょうか?
3択です!
1)沖縄本島南部
2)宮古列島、多良間島の北側
3)八重山諸島、西表島と黒島の間答えは、このページの最後を
ご覧くださいね
目次
水納島はおすすめの離島?
その日の宿は、たくさんのゲストたち、
そして、泊まっているわけではないけれど、
なぜかいつも宿にたむろしている若い
移住者たちがいました。
瀬底島のゲストハウスで何をするでもなし、
ダラダラと時を過ごしていたんですね。
ボランちゅは、本島から行ける離島の中
では瀬底島がお気に入り。
沖縄北部に行くときは必ず泊まっています。
瀬底ビーチからは、「タッチュー」と呼ばれる山
が中央に突き出していて、その末広がりの姿が
印象的なシルエットをつくる伊江島が見えます。
その左隣に小さな平らな島が見えます。
それが、「水納島」です。
波が荒いときは船酔いに注意!
瀬底ビーチからいつも眺めていた水納島!
行ってみたくなり、民宿を予約。
2泊してみることにしました!
渡久地港から高速船で向かいます!
その日は波が荒れていたんですね。
ジェットコースターよろしく、大きな
上下運動を繰り返しながらの航行!
ボランちゅは船酔いします。
ふとその年の7月に経験した、多良間島
行きの船での悪夢が頭を過ぎりました。
「ゲロ船」とも揶揄される
多良間行きフェリー。
あまりの気持ち悪さに、着くまでの間、
ずっとトイレに閉じ籠もっていたんです。
この日は船に乗る前からビールを
飲んでいいました。
酔が回っていたのが幸いしたのかどうか
はわかりませんが、事なきを得たのです。
気持ち悪さでトイレに籠ることもなく、
まもなく、真っ白い砂浜と真っ青なリーフ
のコントラストの美しい島が現れました。
無事に水納島に到着です!
景観に配慮している水納島
沖縄の離島には、まだ土のままの道も
残っています。でも、車が通るような道は
本土同様、ほとんどがアスファルトで
固められているんですね。
しかし、水納島の主だった道は
石畳になっていたんです♪
海に面した堤防も岩を積んでその隙間に
コンクリートを流し込んで固定したものです。
ほかの島では、味気ない四角いコンクリート
の堤防や、グロテスクな波消しテトラポット
ばかりですね。
せっかくの美しいビーチが台無しになって
いる光景を見るたびに残念な思いを抱いて
いたのです。
でもこの島は自然の中に突然人工物が
侵入してきたような違和感は感じません。
自然物が組み合わされた堤防は、
すんなり風景に溶け込んでいるんですね。
好感が持てましたよ♪
夜は真っ暗!ハブに注意
水納島は1時間ほど歩けば、余裕で
島を1周できちゃうんですね。
宿はいくつかありますよ。
でも、本島からの日帰り観光客が大半。
夜はほとんど人気がありませんね。
港から集落へ至る道を登ると、
左手に、「ハブに注意!」と書かれた
看板がありました。
沖縄ではときどき見かける看板。
西表島の道路に、これでもか!
とやたらにたくさん、「ヤマネコ注意」の
看板が掲げられています。
それと同様、こんなに目立つ看板は
見たことがありません。
宿にはwi-fiの電波は飛んでません。
退屈な晩、ネットを使いたかったので、
看板が立っている真っ暗な道を、港の
待合室まで歩いて行きました。
「もしハブが飛び出してきたら!!!」
ちょっと恐怖心を覚えちゃいました。
観光客が去る夕方と朝がおすすめ!
シーズン中の水納島は観光客だらけ!
でも、日帰りで来ている観光客が船で
到着するときまでの朝。
そして夕方になって去ったあと、
島の人口は急減します。
そのとき、島と海を独り占めできたような、
贅沢なくつろげる時間が訪れるんです♪
港を挟んで左右が「水納ビーチ」!
日帰りの観光客はほとんどここで1日
過ごして帰って行きます。
ボランちゅのおすすめの場所を
教えちゃいますね!
港から歩いて集落を抜けた反対側です。
名前がわからなかったので、
グーグルマップを拡大して調べてみたら、
その名も、「名もなきビーチ」(笑)
観光客いっぱいの水納ビーチとは異なり、
ここではほとんど人は見かけません。
手付かずの自然が残っているんですね。
鬱蒼とした林があって、まったりと風景を
眺めながら物思いにでも耽るのには
ぴったりのビーチですよ♪
海水浴やシュノーケリングは「水納ビーチ」
でたのしんで、「名もなきビーチ」では
思索に耽る。
というのはいかがでしょうか?
徒歩でどこでも移動可能な小さな島。
ビーチの使い分けもできますね♪
ボランちゅの「まとめ」!
水納島は、そのかたちから、
「クロワッサン・アイランド」とも
呼ばれているんですね。
透明度が高く、美しい海が人気です!
小さな島なので、日帰りでじゅうぶん
たのしめるかもしれません。
でも、同じように人気の小さな島、
八重山諸島の「竹富島」と同様、
泊まるからこそ得られるものが
あるのも確かなんですね。
それは、観光客が立ち去ったあと、
静寂とともにやって来るんです。
水納島は、「観光」はもちろん、
あなた自身の「ミナオシ」をするのにも
適している、おすすめの島なんです!
*クイズの答え:
2)宮古列島、多良間島の北側