沖縄のバナナ!
食べたことありますか?
今回は、島バナナを発見したり
食べてみたときのお話。
僕は毎年、沖縄の梅雨が明ける6月下旬に
宮古島へ行きます。
無料で渡れる橋としては日本一長い
伊良部大橋で伊良部島に渡り
定宿に1週間から10日ほど宿泊。
そのあとは慶良間諸島へ行ったり本島を
ウロウロしたりしながら1ヶ月ほど滞在。
東京に3日ほど泊まって信州に戻ります。
いつも宮古空港から直接伊良部島へ直行!
毎年行ってるわりには、宮古島をじっくり
味わったことがありませんでした。
そこでその年の夏は、大好きな前浜ビーチの
近くにどっぷり1か月間滞在してみることに!
宿はさとうきび畑に囲まれたのどかな民宿。
前浜までは自転車で10分程度で到着します。
出かけるときは車は使いません。
宿の自転車を借りてコキコキ漕ぎます。
昼と、夕方に夕焼けを観に前浜に出かける
以外は、食料を買うためにスーパーマーケットに
寄るぐらいです。
遠出はせず、あえてこの日本1美しいビーチに
1か月間ベッタリ張り付いてみることにしたのです。
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ここで【ミナオシ島クイズ】です!
モンキーバナナとは何でしょうか?
3択です!
1)小型バナナの通称
2)サルが食べているバナナ
3)「セニョリータ」とも呼ばれる
フィリピン産バナナ
答えは、このページの最後をご覧くださいね
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「島バナナ」との出会い
午前中は宿でパソコンとにらめっこしながら仕事、
昼すぎからビーチで本を読んだりボーっとしたり。
そんな、他人から見たらいかにも退屈に見えそうで
「よく1か月もいられるな!」と呆れられるような
生活を続けていたある日のこと。
場所は前浜ビーチから来間大橋に行く途中の道路。
暑さ絶好調の宮古島サイクリング。
なるべく直射日光を避けるために歩道の
日陰を走っていたときのことでした。
目の前に突然、何かが垂れさがっています!
でっかい蕾です!
視線を上げてみると、ナント!
そこにはたくさんのバナナが
なっているではありませんか。
今まで何度も沖縄に来ていますから、
遠目からバナナの木を見たことはあります。
でも、農園でもないただの道端。
しかも、こんなに間近で見たのは初めて!
宮古島はやっぱり南の島なんだ。
改めて実感したのでした。
宿にでっかいバナナの房がやってきた!
そんなある日、宿の知り合いらしき方が
車でやってきました。
何やら大きなものを運び出しています。
僕は周りのさとうきび畑を見渡せる
見晴らしのいいテラスで仕事中。
テラスは鉄骨で組まれていて
等間隔に柱が立っていて、その上に
波目状の屋根が乗っている構造です。
柱の一つに、宿のスタッフの方と
一緒になにかくくりつけているようです。
それは、高さ1メートル50センチは
あろうかと思われるバナナでした!
スタッフの方は、壁にぶつかって
窮屈そうに吊り下げられている姿の
バナナを指して
「自由に食べていいよ!」
と言って立ち去って行きました。
ラッキー♪
僕は実家の信州にいるときはもちろん、
沖縄に滞在しているときでも
朝食にはバナナを食べています。
これで、わざわざスーパーで
買う必要がありません。
ちなみに、沖縄ではバナナの値段は高く、
商店だと、3、4本の房が300円も
するんですよ。
(大手スーパーチェーンだともう少し
安く買えるかもしれません)
でも、よく見るとバナナの色はかなり濃い緑。
硬くてしばらくは食べられそうもありません。
数日経つと黄色くなって来て
食べられるようになり、
1日3本ほどおいしく頂きましたよ♪
味はスーパーマーケットで買う
フィリピンバナナより濃く、
その分栄養素も多目に含まれているんじゃ
ないかと思います。
しかし、背の低い大人ほどの高さに
上から下までびっしりなっているバナナ。
簡単には減りません。
そうこうしているうちに、
明るい黄色が茶色に変色するものが
徐々に増え始めました。
暑さのせいもあるのでしょうか
3日程度で真っ黒に!
食べごろになるのには時間がかかるのに
腐って食べられなくなるのはスグ!
半分は食べられずに終わりました。
モンキーバナナ
那覇の市場周辺を歩いているとき、
普段見慣れているものより
かなり小さなバナナが並んでいるのを
目撃しました。
モンキーバナナです。
試しに買って宿で食べてみました。
とっても濃厚!甘くておいしい!
童謡「さっちゃん」で歌われているように
バナナが半分しか食べられない人にとっては
モンキーバナナは二口サイズほど。
食べるのにちょうどいい大きさかもしれません。
僕は那覇に行くたびにパラソル広場にある
一坪コーヒースタンドに寄ります。
元ホテルマンで沖縄で生まれ育った
マスターによると、モンキーバナナは
昔はどこにでもあったとのこと。
子供の頃は庭先にあったバナナを
よくとって食べていたそうですよ♪
まとめ
道路沿いにバナナがなっているのを見たり、
でっかい房ごと宿に持って来てくれる人が
いると、本土との風土の違いを感じます。
那覇などの市街地もいいですが、
宮古島のような離島にも行ってみましょう!
道端になっているバナナを目撃したり
タイミングによっては、食べ切れないほど
宿で頂けたりしますよ。
もしあなたがバナナ好きだったら
沖縄一人旅は、夏の離島で決まりですね♪
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*クイズの答え:正解は、
1)の小型バナナの通称