渡嘉敷島に行くことにしました。
数年前に行って、今回2度目です!
例によって、グーグルマップや
予約サイトで宿探し。
実は沖縄の離島全体に言えることが
あるんですよ。
格安で泊まることができる素泊まり
民宿やゲストハウスがあまり見当たら
ないことなんです。
朝晩2食付きの民宿か、ちょっと
オシャレな装いを施したペンション
なんかがほとんど。
数日なら少々高いところに泊まっても
構いません。
でも、約1ヶ月間安宿を泊まり歩く
ボランちゅにとっては、食事付きの民宿や
ペンションは、値段が少々高く感じてしまう
わけなんですね。
なかなか安い宿が見つからず、
ウンウン悩みながらネットサーフィン
を繰り返していると、
「渡嘉敷村青少年キャンプ村」という
文字が目に飛び込んできました。
そういえば、前回行ったときに、
阿波連ビーチのすぐ横に、キャンプ場の
事務所らしきものを見た記憶があります。
テントの貸し出し料金は、1100円。
キャンプ料金は、500円。
合計1600円!
安いのか高いのかはわかりませんが、
ゲストハウスのドミトリー並みの料金。
ということで、今回の渡嘉敷島は、
キャンプ体験してみることにしたのです。
ここで【ミナオシ島クイズ】です!
慶良間諸島の中でキャンプ場のない
島は次のうちどこでしょうか?3択です!
1)渡嘉敷島
2)座間味島
3)阿嘉島
目次
渡嘉敷島でキャンプ体験
ということで那覇に一泊後、
フェリーで渡嘉敷島に渡りました。
ビーチへの連絡バスで阿波連ビーチへ!
キャンプ場宿泊申し込み
「渡嘉敷青少年キャンプ村」で申し込み。
テントをレンタルしました。
申し込み用紙に5泊と書こうとすると、
受付のお姉さんから一言。
途中でキャンセルする場合、返金の
手続きとかが面倒なので、まず2泊
してみてくれとのことでした。
おそらくこれまでに、長期間申し込んだ
にもかかわらず、途中でキャンセルされて
手間取ったことがあったんでしょうね。
まあ確かに、たとえば大雨が降って
野外にいられなくなって途中で退散!
な〜んてこともあり得ない話ではない
わけです。
けっきょく2泊したあとに、あらためて、
3泊延長の手続きをすることにしました。
テントをレンタル
レンタルしたテントは1〜2人用。
折りたたまれたアルミ製の骨をクロス
させて立て、そこへテントを吊るすタイプ。
ボランちゅは、ずっとキャンプは
やってなかったんですね。
ですから、
テントの立て方が皆目見当つきませんw
袋から出したテント一式の部品を
眺めながら途方に暮れていました。
そしたら、隣にテントを張っていた青年
が立て方を指導してくれました(笑)
なんとか立てることができたので、
お礼に近くの食堂でタコライスを
彼にご馳走することにしました。♪
キャンプ場の様子
受付から昼間でも薄暗い雑木林を
しばらく歩いていくと、キャンプ場が
あらわれました。
樹木と草に覆われている広場です。
ところどころテントを立てたスペース
だけ土が顔を出していました。
奥にステージがあって、ライブコンサート
など、イベントが開催できるようになって
いるようですね。
でも、ほとんど使われてなさそうw
道を挟んで、トイレがあります。
階段で上へ登れるようになっているので
行ってみると、そこには藻に覆われた
朽ちたプールが2つ存在していました。
トイレの脇にはダイビング練習用の
深層プールがあって、筒状のコンクリート
の側面の窓から覗くことができます。
ビーチ入り口にあるバーで出会ったおじぃ
の話によると、地元の議員が提案。
○億という金をかけて作ったにも
かかわらず維持費がかさみ廃墟に
なってしまった施設なんだそうです。
右手の奥には炊事場。
バーベキュー用のカマドと水道が
ズラッと並んでいるんですね。
道の脇にある防風林の向こう側は
阿波連ビーチです。
キャンプ場には波の打ち寄せる音が
響きわたっていました。
キャンプ場の夜は涼しい!
夏の南の島のキャンプ場。
「さぞかし暑いんじゃないか!」
と、想像されるんじゃないでしょうか。
「確かに昼間は暑い!」
テントの中にじっとしているなんて
ことは、とても耐えられません。
でも陽が落ちて周りが薄暗くなる頃に
なると暑苦しさは一掃されます。
心地いい風が浜から
吹いてくるんです♪
東京の夏の熱帯夜に比べたら、
天国と地獄ぐらいの差がありそうです!
テントの中で、晩は波の音をBGMに眠り、
朝は鳥の声で目覚める。
そんな毎日を過ごしましたよ♪
シャワー1回300円は痛い!
夏の沖縄は暑く、汗だらけになります。
1日に何度でもシャワーを浴びたく
なってしまうんですね。
ゲストハウスに滞在するときは、1日3回
ぐらいは軽く浴びるんじゃないでしょうか?
何回浴びても宿泊料金以上にお金を
支払う必要はありません。
しかし、このキャンプ場でシャワーを
使うときは有料なんですね!
10分間で、300円なんです!
もともと阿波連ビーチへ海水浴に来た
観光客向けに作られたシャワー施設。
「キャンプ客も使えます!」
ってな感じなんですね。
1日1回だけと決めれば、300円の
出費で済みます。
しかし、それでは耐えられませんよね。
そこで、シャワーは1回使いましたが、
それ以降は、キャンプ場の水道でまず
濡れタオルに石鹸を付けて体を拭いて、
さらに水で絞ったタオルで再び拭くこと
にしたのです。
シャワーを浴びてもしばらくすると
汗だくに戻っちゃいます。
この方法なら水道さえあれば、
いつでも気軽にできちゃいます。
快適に過ごせましたよ♪
ネット作業は管理室周辺で!
電源はキャンプ場に点在する夜間ライト
の根元にコンセントが2つ付いていたので、
それを使えば充電できました。
さらに、wi-fiが飛んでいるキャンプ場も
あるのかもしれませんね。
でも残念ながらここにはありませんでした。
持ち歩いているノートパソコンを使いたい
ときは、wi-fiが飛んでいる管理室前の
長椅子がズラッと並んでいる、バス待合所
まで出かける必要があったんですね。
ここにはテーブルはありません。
地べたに腰掛けて長椅子をテーブル
代わりに使うしかありません。
さすがにこの体勢ではあんまり長く
作業することはできませんでしたねw
ボランちゅの「まとめ」!
沖縄旅行を始めて初めてのキャンプ体験。
宿泊用に設備が整った宿とは違い
不便なところもあります。
しかし、それを差し引いたとしても
野外でのキャンプは魅力的。
繰り返し響いてくる波の音。
木々を揺らす風の音。
野鳥のさえずり。
屋内では感じ取ることができない
自然が奏でるさまざまな音に
包まれます♪
それになによりも、キャンプは
安上がりですね!
あなたも渡嘉敷島や、キャンプ場の
ある島で一晩過ごしてみるというのは
いかがでしょうか?
*クイズの答え:3)阿嘉島