〜ミナオシ島〜

鳩間島はおもしろい?理想的ミナオシ島かも

鳩間島の海

鳩間島の海

石垣島入りしてから1週間以上!

空は雲に覆われ、はっきりしない
天気が続いていたんですね。

今回の八重山滞在は、
石垣島から、鳩間島。そして、
西表島(船浮)へ渡ります。

鳩間行き高速船はガラガラ!

鳩間ブルーの海

高速艇は鳩間島に向けて出航。
乗客は2名。

10年ぶり、2度目の鳩間島です。

宿も前回と同じく、築100年以上の
古民家素泊まり宿『くしけぇー家』。

50分間の航行。
4時半ごろ鳩間島に到着。

初日は、晩から翌日昼過ぎまで続く
豪雨と共に始まったのでした!

色の移り変わりが美しい港の海

ここで【ミナオシ島クイズ】です!

毎年、春に行われる鳩間島音楽祭!
開催される場所はどこでしょうか?

1)野外ステージ
2)鳩間小中学校
3)港前の野原

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目次

鳩間島は小さいけれど自然に満たされてます

海辺の道の落ち葉

面積、0.96㎢
人口は、50人足らず。

1時間程度で島一周。

八重山諸島の有人島の中では
1番小さな島、鳩間島。

豪雨が上がった翌日。

ようやく太陽が顔を出したので、
島内を歩いてみることにしたのです♪

鳩間港の堤防で朝日を見よう!

鳩間港の日の出

ホテルや観光用店舗がひしめく石垣島。

離島ターミナル付近の風景を見慣れて
いる人は、鳩間港に降りると拍子抜け
しちゃうかもしれません。

なにせ、真新しい港の待合室やトイレ
のほかには売店1つないんですから。

鳩間島の植物

島のどこにも、都会的な風景は
ほとんど見当たりません。

でもそれが、離島ならではの魅力!

鮮やかに生い茂る緑の木々、
ハイビスカスの周りを乱舞する蝶たち。

そして、瑠璃色と呼ばれる透明な海。

右上端に見えるのが港ターミナル

この島は、都会では望むことができない
すばらしい情景に満ち溢れています。

鳩間港にはいくつかの桟橋が海に
突き出して伸びているんですね。

晴れそうな朝は早起きしましょう!

先端まで歩いて行って、
朝日を拝んでみてください♪

朝日!黒い雲が目立ったけどいい天気になりましたよ

じっと陽が登るのを見ていると、
体の中からじょじょに希望のもとの
ようなものが湧いてくる気配を
感じることができるはずです!

鳩間島のビーチを巡ってみた

人工物が何もない道っていいですね!

乗り物が得意ではないボランちゅに
とって、徒歩で一周できるような
小さな島は最高なんです!

未舗装の海岸沿いの道をトボトボ
歩いて、ビーチを巡ってみました。

いとま浜

港の海

鳩間島で数少ない食堂のある民宿、
「あだなし」の角から「屋良浜」へ
向かって行くと、すぐに右折する道
があらわれるんですね!

よく見てないと通り過ぎちゃいます。

いとま浜の海

薄暗い林を抜けると、そこは広い砂浜。
海を一望できるんです。

左手を見ると、そこは鳩間港でした。

「いとま浜」は、港のすぐ横に
あったんですね!

ここは、鳩間港にもっとも近いにも
かかわらず1番知られていないビーチ
なのかもしれません。

屋良浜(ヤラハマ)

屋良浜の木陰

最初の道に戻ると、足元には毒草丸
を大きくしたような黒い物体が
たくさん転がっていました。

それを避けながらしばらく歩いて
いると、ふと、ヤギが2匹、サッと
通り過ぎるのを目撃しました。

たぶん、この黒いフンは、彼らの
落しものなんじゃないかと踏んでいます。

屋良浜の道案内看板

10分ほどで、「屋良浜」の看板が
あらわれました。

ビーチへの道を入って行くと、左右に
細長く砂浜が広がっています。

すぐ右側には、寝そべるのにちょうど
いい木陰があるではありませんか♪

木陰の下でくつろぐボランちゅ

おまけに、椅子や枕がわりになる、
流木まで置かれているんですね♪

あとからビーチを一周してみて
わかったことがあります。

鳩間島にはビーチが10近くあります。

でも、寝そべることができる木陰が
あるのは、実は、この「屋良浜」だけ
だったんですね!

ボランちゅの、鳩間島お気に入りビーチ
1位に決定しました!

立原浜

ナマズがたくさんいましたよ!

立原浜の特徴は、海の透明度が高く
たくさんの円盤状サンゴの群れを
見られることですね。

遠浅の水面下にぎっしり詰まった、
まるで岩のようなサンゴを眺めて
いるだけで、このビーチに来た甲斐
があります。

Art on Beach 作品「沖縄一人旅」

人の形のようにも見える枝サンゴ
を見つけたので、それを岩の上に
置いてみました。

海を眺めながら想いに耽る旅人に
見立てて構図を決め、
シャッターボタンを押しました!

作品タイトルは、

「沖縄一人旅」です。(笑)

島仲浜

島仲浜

両側の崖に黄土色の砂が
挟まれている小さなビーチ。

ビーチを見下ろす入り口辺りから
中程にかけて、大量のペットボトル
や発泡スチロールが山積しています。

綺麗なビーチが、海外から流れて
きた、たくさんのプラスチック製品
によって無残にも汚されていました。

島仲浜案内看板

こんな情景を見せられたら、このビーチ
で作品を作る気は失せてしまいますね。

しかし、この悲惨な状況を記憶に
留めるために、あえてペットボトル
を素材にすることにしたのです!

当然、決して愉快な気持ちになれる
ような制作とはいえません。

Art on Beach 作品「難破船 ペットボトル号」

タイトルは、悲哀を込めて、

「難破船 ペットボトル号」。

こんな作品を作らなくて済む、
作る素材を見つけるのに困るような
ビーチに戻って欲しいですね。

全地球規模での海洋汚染対策と
実施が急務です!

外若浜

外若浜

倒れて横になっていた案内看板

ここも、島仲浜と同じような
こじんまりとしたビーチ。

ただ、入り口あたりの枯れ木が
目に入りました!

パッと見、まるでワニのように
見えるんです。

Art on Beach 作品「外若浜のワニ」

そこで、ビーチに転がっていた
オレンジの丸い発泡スチロール
を頭に載せて、

「外若浜のワニ」

という作品に仕立ててみました!

船原浜

船原浜

ビーチの様子

斜めになった案内看板

船原浜は、小さな石や貝、枝サンゴ
が点描のように存在するビーチ。

鳥が飛んでいるように見える紫の
プラスチック片を見つけました。

Art on Beach 作品「現実と理想」

流木やサンゴ、縄やプラスチックの
釣り具などと組み合わせてコラージュ。

「現実と理想」

という作品をつくってみましたよ。

ボランちゅの【まとめ】!

漂着した浮きを使った花オブジェ

鳩間島に着いたときに下手くそな
尺八か縦笛を吹く音が聴こえて
きました。

「子供か練習しているのかな?」

そう思って、宿のマサオおじいに
聴いてみると、

「アオバトの鳴き声だよ!
電線にたくさん留まっている。」

とのこと。

電線に停まっているアオバト

翌日、電線を見上げてみました。

そしたら確かに、青というか、
モスグリーンのハトが数羽留まって
音程の外れた鳴き声を上げている
ではありませんか!

一日中島のあちこちから笛みたいな
音が聞こえてきます。

でも、ほかの音はまったくといって
いいほど聞こえてこないんですね。

静寂に包まれた小さな島、鳩間島。

鳩間小学校&中学校

緊急用ヘリポートがあります

鳩間島は多数の音楽家を輩出!
毎年「鳩間音楽祭」を開催。

生まれたときからアオバトの鳴き声
を聞きながら育ったことが、音楽的
才能を鍛える効果をもたらした!

そんな妄想が生まれたのでした♪

道案内表示

*クイズの答え

1)野外ステージ

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