約10年ぶりの鳩間島!
今回も前回と同じ、築120年を越す
古民家民宿「くしけぇー家」に泊る
ことにしました。
港から歩いて3分ほど。しかも
2度目なので場所はわかります。
船から港に降りて桟橋を歩いて行くと、
「くしけぇー家」のプラカードを
持ったおじいが迎えに来ていました。
何時の船便か連絡してなかったん
ですけど、なぜか車で待っていて
くれたんですね!
1分ほどしか乗っていない車の中で
話したところ、どうやら予約の電話
を入れたときに、2度目だと言った
のをすっかり忘れてたようなんです。
![くしけぇー 家のシーサーと看板代わりの浮き](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-13-e1554963336841.jpg)
立派なシーサーが睨みを効かせています!
10年ぶりの「くしけぇー家」。
1つのことを除き、ほとんど
変化はありませんでした。
ここで【ミナオシ島クイズ】です!
沖縄で「うりずん」といいます。
いつ頃のことを指すのでしょう?1)2〜4月
2)7〜9月
3)10〜12月
目次
「くしけぇー家」は昔ながらの素朴な宿
くしけぇー家は、個室に宿泊します。
でも、部屋同士を隔てているのは、
ホテルのように、ドアや壁では
ないんですね。
障子と襖だけなんです!
障子を開けると海が見える部屋
![食堂前の東屋で海を見つめるオジイ](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-03-e1554963131160.jpg)
食堂前の東屋で海を見つめるオジイ
![部屋からの眺め](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/2012-01-02-23-e1554965371858.jpg)
部屋からの眺め
昔の日本の家の構造そのままですね。
ただ、ここは沖縄。
本土の家と違うのは、屋根は、
シーサーが鎮座している赤瓦。
そして、母屋を目隠しするように
立っている、魔除けのためと言われる
ヒンプン(屏風)があることですね。
![くしけぇー 家 赤瓦のシーサー](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-16-e1554963423198.jpg)
くしけぇー 家 赤瓦のシーサー
先祖代々受け継がれてきたという、
手入れの行き届いた庭もあります。
おじいが毎朝箒で掃いています。
ボランちゅが泊まった部屋は、
障子を開けると、庭の木々の間から
鳩間港の海が見えます。
![食堂からもきれいな海が見えます](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-09-e1554963252976.jpg)
食堂からもきれいな海が見えます
ビーチリゾートにおいては、部屋の窓
から海が見渡せるホテルは大人気。
料金も高めに設定されていますよね。
でも、くしけぇー家は、3,500円の
格安料金で、海の見える素敵な風景を
楽しめちゃうんですね♪
蚊帳を吊ってその中で寝る宿です
![部屋で蚊帳を吊った状態](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-02-e1554963111466.jpg)
蚊帳を吊った状態
くしけぇー家は、夜寝るときは、
蚊帳を吊って、その中に布団を
敷いて寝るんです。
蚊は昼間から部屋を飛び回っていて、
喰われやすいボランちゅは、
しょっちゅう襲撃に遭いました!
サッシなどで気密性を高くした部屋と
異なり、外との通気性の高い部屋。
![縁側](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-04-e1554963153539.jpg)
縁側っていいですね!
![壁に貼られた「トラックタイヤ」のポスター](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-18-e1554963464511.jpg)
なぜか、「トラックタイヤ」のポスター
![縁側とゆんたく会場](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-17-e1554963444855.jpg)
家は雨戸を閉めない限り開けっぴろげ!
部屋の中にさらにテントを立てる
ような感じで、蚊帳を吊って蚊が
入れないようにするんですね!
ボランちゅが泊まったのは4月上旬。
気温は20度半ばぐらいだったで
しょうか?
![かなり年期の入った壺](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-06-e1554963193695.jpg)
かなり年期の入った壺
暑さはそれほど感じませんでした。
夏に泊まる場合は、暑さを覚悟して
おいたほうがよさそうですね。
くしけぇー食堂
![食堂の赤提灯](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-11-e1554963294992.jpg)
食堂の赤提灯
最初に、
「1つのことを除き、ほとんど
変化はありませんでした。」
と書きました。
それは、「くしけぇー食堂」です!
![前の道から見た食堂](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-15-e1554963376517.jpg)
前の道から見た食堂
![豊富なメニュー](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-10-e1554963271805.jpg)
メニューは豊富です!
前回来たときには、正面の入り口
から入って、母屋の左側手前に
ピザ屋さんがあったんです。
それが、メニューが多彩な食堂に
変わっていました!
店の中に、イカしたお兄さんが
いたので、話をしてみました。
![離島の食堂感、満載!](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-08-e1554963230337.jpg)
離島の食堂感、満載ですね!
なにやら、この店4代目の店主。
店を始めてちょうど1年経った
んだそうです。
ロックミュージシャンでもある
店主の望さんは、ここで店を
出す前は、銀座の沖縄料理店で
料理を作っていたとのこと。
![くしけぇー 食堂の望さん](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/2012-01-01-04-e1554963620506.jpg)
くしけぇー 食堂の望さん
くしけぇー家では、夜になると
おじいが飲み出します。
自然に人が集まり、ゆんたくが
繰り広げられるんですね♪
初日の晩に、一人1000円づつ
出して、望さんに料理を作って
もらうことになりました。
「美味い!」
![食堂の夕食](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/2012-01-01-04-1-e1554965329434.jpg)
夕食をつくってもらいました!
5点ほど出てきた料理を頂き
思わず言葉が漏れました。
小さな離島の食堂。
正直、味はそれほど期待して
なかったんですね。
いい意味で裏切られました♪
ゆんたくのメンバーは多彩!
![ユンタクにはさまざまな人がやって来ます](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/2012-01-03-021-e1554965393808.jpg)
まざまな人がやって来るユンタク
![ゆんたく用の料理](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/2012-01-03-00-e1554965348995.jpg)
ゆんたく用の料理
くしけぇー家のゆんたくには、
さまざまな人たちが集まって
きましたね〜。
宿泊している旅行者はもちろん、
近所のうみんちゅのオジイや、
無形文化財になっている三線の
名手オジイ。
![夜のくしけぇー 家](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-21-e1554963526778.jpg)
夜のくしけぇー 家
漂流ゴミの発泡スチロールを
溶かして原油に生成する仕事に
挑戦中のNPOの方や、島の中学校
の教師の方など。
食堂に夕飯を食べに来たけれど、
閉まっていたので帰ろうとした
旅人の国家公務員。
![トイレ](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-22-e1554963551350.jpg)
トイレは野外にあります
宿のおじいが呼び止めて食事を提供。
そのままメンバーに加わって、
ゆんたくを楽しんだなんてことも
ありましたよ♪
ボランちゅの「まとめ」!
![ゆんたく部屋](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-19-e1554963485219.jpg)
ゆんたく部屋
「沖縄らしい宿に泊まりたい!」
そんな方には、くしけぇー家、
おすすめしますよ!
ホテルのように、備品が揃っていたり、
プライバシー万全の部屋、鍵のかかる
ロッカーはありません。
![緑の木々に包まれているくしけぇー 家](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2019/04/kisikei-01-e1554963090726.jpg)
緑の木々に包まれているくしけぇー 家
でも、ここに泊まらないと味わうこと
ができない景色や、古民家ならではの
雰囲気があるんですよ♪
島の人たちとのたのしいユンタクや交流。
くしけぇー家に泊まることで、ほかの宿では
体験できないような思い出を持ち帰ることが
できることでしょう!
*クイズの答え
1)2〜4月