五島列島の福江島。
長崎港からジェットホイルで
移動。
港からバスで富江に到着!
ゲストハウス「ta bi to」に滞在。
電動自転車を借りられたので
出かけてみることにしました。
当初、綺麗な海を見たいと思い、
大浜や白良ヶ浜へ行こう!
と
計画したんです。
しかし、地図を観ながら頭の中で、
距離と時間を計ってみました。
福江島って、思った以上に
広かったんですね〜
なんとかたどり着けても、
帰るのが大変そうなんですw
おまけに天気は曇りがち。
パッとしません。
雨が降ることも考えて
おかな
ければいけません。
それにこういう日は、
たとえ
がんばって時間をかけて
行った
としても、まず美しい海
を見る
ことは期待できません。
沖縄で経験済みなんですね。
海の色って、空が晴れて光が
降り注がないと、まったくと
いっていいほど冴えません。
そこで、ビーチはあきらめて、
宿のパンフレットを参考に、
近場の海岸沿いをサイクリング
してみることにしました♪
目次
黒い岩とゆったりとした海が広がる海岸線
まずは、車道を走って
「さんさん富江キャンプ場」
を目指します。
サイクリングロードは、この
キャンプ場から始まるんですね。
サイクリングロードに入ると、
左手に見えるのは、ゴツゴツした
黒い岩とゆったりと波が
流れる海!
途中でたびたび岩場に
降りて
みました。
沖縄へ行くとビーチでいつも
やっているように、アート作品
を
作れそうなものを探して
みます。
しかし、黒い岩のほかには、
木の枝などが見つかる程度。
残念ながら制作意欲が湧く
ような目ぼしい
ものは、
見つからなかったんですね〜
ゴジラの頭のように見える岩
だけ写真に撮って、再び自転車
のペダルを漕ぐことにしました。
フィギュア風の大工の勘次像
海岸沿いをしばらく走っていると、
石の彫刻らしきものが目に入って
来ました。
水分補給のついでに自転車を
降りて、案内看板を見ます。
「山崎の石塁(勘次ヶ城)」と
書いてありますね。
看板に書かれた文面は忘れたので、
「五島観光サイト」から抜粋して
載せておきますね。
・・・・・・
今から150年程前、大工の勘次が
河童と築いた石の城という説や、
大きな施設でのぞき穴などがある
事
から倭寇のアジトとして築城
された
という説があります。
迷路のような石積みが巡らされ、
その延長は180メートルに及びます。
現在はそのミニチュアがすぐ近く
に
作られていますのでご覧ください。
・・・・・・
大工の勘次が海を凝視している
彫刻はまんがのフィギュア風。
市役所など公共施設の敷地に
建っている郷土の偉人彫刻よりも
親しみを感じられましたよ 笑
見渡す限り黄金色に染まった麦畑!
灯台のある倭寇漁港まで行くと
サイクリングロードは終了。
ここからは内陸に伸びる道路
を
走ってみることに。
そしたら、風景が一変!
見渡す限り黄金色に染まった
麦畑が広がっていました♪
青い空は、麦畑の鮮やかさを
より引き立てています。
ボランちゅの住んでいる長野県
では麦畑はほとんど見かけません。
しばしば自転車を止めて、
ついつい見入っちゃいましたよ♪
「五島ヤブつばき王国」へ!
あまり遠くまで行くと帰る
のが
大変になりそう!
ということで、集落に入った
ところで引き返すことに。
帰り道をしばらく走っていると、
「五島ヤブつばき王国」
という
木の看板が目に入って
来ました。
「王国」「楽園」「天国」など
気持ちが
そそられる文字を見ると、
つい好奇心がうずく、
ボランちゅ。
看板で示されている方向、
草で覆われた細い道に入って
みることにしました。
自転車のペダルを漕ぎながら
なかなかあらわれない王国に
思いを馳せて、
「王国はまだかな?」
と1人で呟いていると、突然、
広大なやぶ椿の林が出現!
さっそく自転車から降りて
散策してみることに。
普段、街並みでやぶ椿を
見かける
ことはあります。
しかし、こんなにたくさん
の
木を一度に見るのは初めて。
ちょっと興奮気味になって
写真
を撮りつつ林を巡りました。
そしたら、なにやら作業を
している人と遭遇したんですね。
呼びかけられたので、話を
して
みることにしました。
快活な印象を受けるその
男性は、
愛知県で旅行会社に勤めていた
とのこと。
五島に移住して、この農園を
管理
している会社に転職したそうです。
ここのやぶ椿は、野生と植林
両方あるとのことでした。
葉を加工して、化粧品のエキス用
に販売しているんだそうですよ。
気になる観光施設はないけれど
今回、五島列島に初上陸!
といっても、福江島の富江に
数日
滞在しただけですが、
ゆったり
過ごせました。
港のある島の玄関口、福江は
観光施設が揃っている街。
しかし福江は、まだまだ素朴です。
昔の港町の姿を残しているんですね。
これといった観光スポットは
ありません。
通り過ぎてしまう観光客も
多そうですね。
でも、自分を見直すための旅は、
むしろ、気になる観光施設など
は
ないほうがいいんです。
その分、自分の内側に意識が
向きますからね〜♪