2023 4/14 直島
家プロジェクト6会場と、
ANDO MUSEUMを巡りました。
目次
「南寺」ジェームス・タレル
![「南寺」ジェームス・タレルのインスタレーション会場](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/taleru01.png)
「南寺」ジェームス・タレルのインスタレーション会場
最初に訪れたのは、
「南寺」のジェームス・タレルの
インスタレーション
地中美術館と同様、人数制限があります。
8人づつに区切られて館内入場。
左手を壁づたいにして歩を進めました。
真っ暗でなんにも見えませんw
スタッフに指示されて入り口から向かって
左側の長椅子に座りました。
![「南寺」ジェームス・タレルのインスタレーション会場](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/taleru02.png)
館内に入れるのは6人!いつも行列が出来てます
5分ほどで光が見えてくるとの説明を受け
暗闇に目を凝らしてじっと待ちます。
待つだけで何もしない5分間!
長く感じますね〜
やがて、うっすらと光のモヤの
ようなものが見え始めました。
「歩き回っていい」と言われましたが
館内はまだまだまっ暗闇の世界です。
恐る恐る歩き出すと、
徐々に目も慣れて来て、空間を
把握
出来るようになりました。
でも、どこまで行ったら壁に当たる
のか?
定かではない不安な状態。
壁に手を付いて確認作業をしている
うちに時間となって退館となりました。
「角屋」宮島達男
![「角屋」宮島達男のインスタレーション会場](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/miyajima04.png)
「角屋」宮島達男のインスタレーション会場
![「角屋」宮島達男のインスタレーション](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/miyajima01.png)
発光したデジタル数字がキラキラ光ってました♪
ランダムに動き回るデジタル数字
を
用いた作品を作る宮島達男。
古民家の床代わりに満たされた水。
その中で蛍のように煌めいて
ランダムなカウントを繰り返す
色鮮やかな美しい電気虫たち。
![窓に設置されたデジタルカウンターのようなオブジェ](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/miyajima03.png)
窓に設置されたデジタルカウンターのようなオブジェ
時間とはなにか?
を問い続けている作家でしょうか。
「碁会所」須田悦弘
![「碁会所」須田悦弘インスタレーション会場](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/suda01.png)
「碁会所」須田悦弘インスタレーション会場
出入り口を挟んで左右に
分かれている家屋。
向かって左側の家屋の座敷には
精密に彫られた花の木彫作品。
![座敷いっぱいに散りばめられた花の木彫](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/suda02.png)
座敷いっぱいに散りばめられた花の木彫
座敷いっぱいに散りばめられています。
しかし、右側の家屋には作品らしきもの
は見当たりません。
「あえて置いてないのかな?」
係員のおじさんと会話しながら
視線を体の下に移したら・・・
ありましたよ!
「石橋」千住博
![「石橋」千住博の絵画](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/senjyu02.png)
「石橋」千住博の絵画
永遠に途絶えない轟音が聞こえて
来そうな滝の絵。
迫力がありますね〜♪
![「石橋」千住博の絵画](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/senjyu03.jpeg)
入り口の奥を覗くと、そこにも滝の絵の掛け軸がありました〜♪
庭と対峙するように置かれ、
直島の印象を描いたという
銀箔を用いた大きな墨絵。
正直、この作品については
惹かれるものがなかったので、
写真には収めませんでした。
「護王神社」杉本博司
![「護王神社」杉本博司の神社のガラスの階段作品](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/sugimoto02.png)
「護王神社」杉本博司の神社のガラスの階段作品
ガラスで出来た神社の階段。
神社の脇の一段低い場所に降りると
狭いコンクリートの四角い穴。
![コンクリートの穴の中から屋外を写した写真](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/sugimoto05.png)
コンクリートの穴の中から屋外を写した写真
![ガラスの階段が穴の中から地上へ伸びている様子](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/sugimoto04.png)
ガラスの階段は地下から地上へ!
中に入ると、そこには、まるで
地上の光を導くかのように
階段が光輝いていました。
「はいしゃ」大竹伸朗
![「はいしゃ」大竹伸朗作品](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/otake01.png)
「はいしゃ」大竹伸朗作品
一見無造作にさまざまな立体物を
貼り付けたように見えるオブジェ作品。
元歯科医院だった建物がまるまる
大竹作品の支持体になっています。
![「はいしゃ」屋内の壁](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/otake04.png)
「はいしゃ」屋内の壁
先日、東京国立近代美術館で
彼の個展を観ました。
その際、ハイビジョン映像で
苦悩しながら制作する大竹さん
の姿を観て、それがいまだに
脳に焼き付いています。
![塀に貼られたタイルに描かれた作品](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/otake05.png)
塀に貼られたタイルに描かれた作品
素材が違うもの同士を、どうやって
どの位置で組み合わせるか?
ギリギリまで時間をかけて
考え尽くされている作品
なんじゃ
ないかな。
ANDO MUSEUM
![ANDO MUSEUMの門](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/ANDO01.png)
ANDO MUSEUMの門
古民家の外装は保ちつつも
安藤流にコンクリートを用いて
リノベーション。
歴史を感じる空間と現代の硬質
な空間が同居しています。
安藤忠雄の建築マケットや写真等
を観られるミュージアムですね。
![ANDO MUSEUMのエントランスの円錐の光取り](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/ANDO05.png)
エントランスにある円錐の光取り
![地下へ降りる階段](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/ANDO03.png)
地下へ降りる階段
エントランス手前、
ガラスの円錐形の物体が気に
なって地下に降りてみると…
筒状の部屋が現れ、
天井を仰ぎ見ました。
周縁から漏れた微かな光が
円を描いていましたよ。
![地中美術館の模型](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/ANDO02.png)
地中美術館の模型
![光の教会の模型](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/ANDO04.png)
光の教会の模型
写真や図面のほか
「地中美術館」と「光の教会」の
模型展示も見応えがありました。
模型は実際の建築を写真で見るよりも
構造が理解しやすく、設計の意図
が
伝わりやすいですね〜♪