![豊島/家浦港](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/2023-04-16-07.11.48.png)
豊島/家浦港
2023 4/15 豊島
直島のあと、高速船で豊島へ!
目次
心臓音のアーカイブ
![心臓音のアーカイブ美術館](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/shinzou01.png)
心臓音のアーカイブ美術館
![心臓音のアーカイブ美術館の遠方からの写真](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/shinzou02.png)
孤島の隠れ家といった趣ですね〜
フランスのアーティスト
クリスチャン・ボルタンスキー。
王子が浜に ポツンと佇む小さな美術館。
ここで、世界中の人々の心臓音アーカイブ
を聴くことができるのです。
![心臓音のアーカイブ美術館のベンチ](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/shinzou04.png)
美術館のベンチ
心臓音が鳴り響く「ハートルーム」。
普段気づきにくい心臓の尊さを、
響き渡る心臓の音から
実感する
ことができます。
美術館のある浜には、
枯れた大木が何本かあります。
![王子が浜](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/shinzou03.png)
王子が浜
浜が描く弧に沿って置いたかのように
規則正しく一列に並んでいました。
![ビーチの枯れ木1](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/20230415-01.png)
写真作品「柔軟体操・ポーズ1」
![ビーチの枯れ木2](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/20230415-02.png)
写真作品「柔軟体操・ポーズ2」
![ビーチの枯れ木3](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/20230415-03.png)
写真作品「柔軟体操・ポーズ3」
まるで人が柔軟体操でも
しているかのような形。
思わずカメラに収めちゃいました!
2023 4/16 豊島
豊島美術館
![豊島美術館](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/teshima-musium02.png)
右の建物が美術館 左側のドームはカフェです
内藤礼の「母型」と題する作品のために
作られた真っ白なドームのような美術館。
山の中腹にあり、小さなテーブルが
点々と
置かれている敷地からは、
空と海、
木々の緑のすばらしい眺め。
![美術館から眺めた瀬戸内海](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/teshima-musium03.png)
美術館から眺めた瀬戸内海
美術館の天井には大きな円形の穴
が2箇所開いています。
豊島入りした前日は
雨混じりの曇り空でしたが、
この日は青空が広がり晴天♪
床には昨日の雨水が若干残っています。
細長い虫が小刻みに左右に
揺れながら
這うかのごとき、作家が床に配した
小さなオブジェの周りに留まります。
![関連グッズも売っているカフェ](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/teshima-musium01.png)
関連グッズも売っているカフェ
違う水の筋は、窪んだ床の溜まり場
まで流れ込んでいきました。
床に座り込み、水が這う床や、
穴から見える空や樹々をぼんやり
眺めた至福空間。
季節を変えてまた訪れたい空間ですね♪
ピピロッティ・リスト
![ピピロッティ・リストの映像作品](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/pip02.png)
ピピロッティ・リストの映像作品
豊島美術館を出て、
電動自転車
で坂を登って行きます。
ランチは、「島キッチン」へ!
![地元の野菜が味わえるカレー](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/2023-04-16-11.56.00.png)
地元の野菜が味わえるカレーです
![「島キッチン」屋外客席](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/2023-04-16-12.18.55.png)
建築家 安部良さんが設計 空き家を再生した「島キッチン」
早めの時間だったためか
並ばずに入ることができました。
地元産野菜たっぷりの
カレー
を頂いたあと、建物から出て
裏側へまわると、
小さな土蔵
がありました。
![ピピロッティ・リストの映像作品が上映されている土蔵](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/pip01.png)
ピピロッティ・リストの映像作品が上映されている土蔵
ピピロッティ・リスト 『あなたの最初の色』
(私の頭の中の解-私の胃の中の溶液)
という映像作品です。
![ピピロッティ・リストの映像作品](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/05/pip04.png)
ピピロッティ・リストの映像作品
中へ入って見上げると、天井板
の破れた穴から足早に変化する
カラフルな映像!
魚眼レンズに、女性や動物、
果実などが、
代わるがわる
映し出されていました。
ボルタンスキー/ささやきの森
![ボルタンスキーのインスタレーション会場「ささやきの森」](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/sasayaki-02.png)
ボルタンスキーのインスタレーション会場「ささやきの森」
島キッチンから、山道をえっちらほっちら
20分ほど登りました。
道の脇にある左手の小屋を
背に坂を登って行くと・・・
![会場へ行く途中の山道](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/sasayaki-04.png)
暑い日はちょっとしんどい道ですね
![無人の案内所](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/sasayaki-03.png)
無人の案内所 瀬戸内国際芸術祭のときはスタッフがいるのかな?
「チリンチリン」
風鈴らしき音が
聴こえ始めました。
音は徐々に大きくなりながら、
森に到着しました。
地面に突き刺さった
無数の
ステンレス製の細い棒。
そこから金属の風鈴が
垂れ下がっています。
![森の中で凛と佇む風鈴](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/sasayaki-01.png)
森の中で凛と佇む風鈴
森を舞台とした、ボルタンスキー
のインスタレーションです。
風で揺れることで生み出される
幾十にも重なって聞こえる音。
目に映る風鈴の動きにほんのわずか
遅れながら耳に届いてきます。
豊島初日に行った、
「心臓音のアーカイブ」美術館同様、
音が主役になっている作品。
『ささやきの森』は、自然と人工物が
織りなす野外コンサート会場でした。
豊島横尾館
![豊島横尾館の庭園](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/yokoo04.png)
豊島横尾館の庭園
![エントランスにある赤いアクリル板から見た庭園](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/yokoo02.png)
エントランスにある赤いアクリル板から見た庭園
遥か昔に豊島に来ました。
そのときにはなかった、「横尾館」。
横尾忠則氏の作品が展示されています。
写真で見ていてどんな建物かは
知っていたつもりでした。
でも実際に訪れてみて、びっくり!
![歪んだ風景が映るトイレの壁面の鏡](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/yokoo03.png)
トイレの壁面は歪んだ風景が映ります
普通の古民家が、見事に
横尾ワールドに変貌していますね。
どこか違う世界。
黄泉の国にでも迷い込んでしまった
かのような強烈な印象を受けました。
![横尾館の円筒の塔](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2023/06/yokoo01.png)
横尾館の円筒の塔
古民家に増設された円筒の塔。
その内部の壁には、横尾さんが、
国内外の各地から集めたという、
滝のポストカードがびっしり!
壮観な眺めでした♪