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沖縄のコザ体験!アメリカを色濃く感じる街を探検してみた

コザのバー

週末のコザのバー

「沖縄でアメリカンな雰囲気を感じたい?」

「じゃあ、コザがいいよ!」

その日は肌寒かったのを覚えています。

ボランちゅは、今帰仁からのバスを乗り
継いで、コザ(沖縄市)に向かいました。

沖縄自動車道、沖縄南インターチェンジ
の道路際で降り、まず目指すのは、
ゲートストリートから路地を少し入った
場所にあるゲストハウス。

ゲストハウス「Arcade Resort Okinawa」

ゲストハウス「Arcade Resort Okinawa」

初めての街。

なかなか土地勘が働きません。

スマホを持たないボランちゅは右往左往。

なんとか、ゲートストリートに
たどり着いたのでした。

ゲートストリート

ゲートストリート

ゲートストリートのタトゥー店

ゲートストリートではタトゥー店が目立ちます!

閑散とした街並み。

店の看板はほとんどが英語!
まるで、アメリカの街に来たようです。

確かに、「沖縄市」と呼ぶより
「コザ」と言ったほうが、ずっと
しっくり来そうですね!

ゲートストリートはまるでアメリカの街

まるでアメリカの街のようです!

そこで、「沖縄市体験記」ではなく、

「コザ体験記」

書いてみますね♪

ここで【ミナオシ島クイズ】です!

コザ(沖縄市)の人口は、約14万人。
沖縄県の自治体で人口順位は何番目?

3択です!

1)1番
2)2番目
3)3番目

答えは、このページの最後を
ご覧くださいね

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目次

「コザ」の歴史

FMコザ

FMコザ

今は「沖縄市」となった「コザ」。

地名としての「コザ」は消えました。

でも、残された建物や文化、人々の記憶
の中には色濃く残っているんですね。

果たして、どんな街なんでしょうか?

「コザ」から「沖縄市」へ!

Aサイン店「カフェOCEAN」

Aサイン店「カフェOCEAN」

沖縄市のもとを辿ると、「越來村」
(ごえくむら)と「美里村」になります。

越来村は、戦後、嘉手納基地の米軍兵士
のための歓楽街として発展!

「コザ市」と名前を変えます。

「コザ」という名称は、美里村の古謝(こじゃ)
と、越來村の胡屋(ごや)が混同されて
呼ばれたのがその理由なんじゃないかと
言われているんですね。

1972年、沖縄の本土復帰から2年後、
コザ市と美里村が合併!

「沖縄市」が誕生しました。

音楽の街

コザの壁画

独特のテイストを感じる壁画

アメリカ文化が色濃い「コザ」!

エイサーや三線、琉球舞踊などの伝統的
な音楽文化と、ロックやジャズなどの
西洋音楽が融合。

さまざまな音楽を聴けるライブハウスや
バーがたくさんあるんですね。

「喜納昌吉」や「オレンジレンジ」など、
著名な音楽家も大勢輩出しています。

ヒップホップスタジオ

ヒップホップスタジオ

日曜の午前中、街を散歩。

ヒップホップスタジオを通りがかると、
そこでは、大勢の子供たちが楽しそうに
踊っている姿が見られました。

音楽が身近にある街ってことですね!

コザ出身の著名人

沖縄市観光ガイドブック

沖縄市観光ガイドブック

コザ出身の著名人といえば、
テレビ出演も多い、「いっこく堂」では
ないでしょうか?

沖縄市大使にも任命されています。

市のガイドブックでも、キャラクター
として活躍していますよ♪

ガイドブックのキャラクター「いっこく堂」

「いっこく堂」はキャラクターとして大活躍

コザ出身の著名人は、そのほかにも
大勢います!

音楽家は、「芭蕉布」の作曲家、
普久原恒勇や、喜納昌吉、照屋林賢、
知名定男、ORANGE RANGEなど。

俳優は、満島ひかり、満島真之介。

モデルですと、岸本セシルもコザ出身!

スポーツでは、プロバスケットプレイヤー
与那嶺翼や山内盛久。

プロ野球、オリックス・バファローズの
比嘉幹貴などがいるんですね♪

「コザ」体験記

ここからは、ボランちゅのコザ体験記!

コザに行くときは、参考にしてみて
くださいね♪

ゲートストリート

ゲートストリート

ゲートストリート

滞在中に何往復もした、ゲートストリート!
昼と夜では、表情はまったく変わるんです!

あ、正確に言うと、土曜の晩とそれ例外
の時と言ったほうがいいのかな?

コザに着いたのは土曜日の午後。

ゲストハウスに2泊して、日曜日も
ゲートストリートを歩いてみました。

ゲートストリート

ゲートストリート

でも夜になっても、土曜に比べると
人通りは段違いに少なかったんですね。

でも土曜の晩になると、米兵やその家族が
通りに溢れ出して来たんですね!

商店街に入る道を曲がるとすぐ現れる
ライブ映像を流しているロックバーの前は、
一週間の疲れとストレスを一気に晴らすか
のごとく、米兵たちが大騒ぎ!

コザのバー

コザのバー

コザのバー

道路にまではみ出して踊ってましたよ。

それに比べると、昼間のゲートストリート
の静かなこと。

通りで目立つのは、タトゥーショップ。

はたして、こんなにたくさんあって、
商売は成り立つのか?

タトゥーショップ

タトゥーショップ

タトゥーショップ

タトゥーショップ

タトゥーショップ

そう思ってしまうほど、たくさん
軒を連ねているんですね〜

ガラス越しから見える店内の様子は
洗練されていて、とってもオシャレ!

雑貨やインテリアデザイン好きな人は
ぶらつくだけでもたのしめそうですよ♪

CLUB QUEEN

ライブハウス「CLUB QUEEN」

ライブハウス「CLUB QUEEN」

80年代に人気を博したロックグループ、
「クイーン」を連想しちゃう名前を冠した
ライブハウス。

ネットやパンフレットの情報を見て、
安心して入れると踏んでいました。

しかし、実際に地下へと続くエントランス
の前に立つと、怪しさが漂ってきます。

ライブハウス「CLUB QUEEN」

暗闇に紛れている入り口をチラ見しつつ、
何度か行ったり来たり。

初めての店に入るときにどうしようか
迷ってしまう、いつものボランちゅの
「儀式」なんです。

意を決して階段を降りてドアを開けて
店の中に入りました。

閑散とした様子。

開店時刻の夜8時に入ったのですが、
観客はまだまばら。

ライブハウス「CLUB QUEEN」

しばらくすると、女性ボーカルがあらわれ
有名なポップスナンバーを何曲か披露。

そして、メインバンドが登場!

70年〜80年代、ロック黄金期の名曲の
レパートリーがこれでもか!と繰り出され
ました。

フィリピンでは有名だというバンド。
これが、想像していた以上に上手い!

ライブハウス「CLUB QUEEN」

聴き覚えのある曲が、次から次へと
繰り出されて行くんですね〜

ボランちゅが座ったのは、ステージの前
から2つ目のソファ席。

隣には20代と思しき女性の2人組。

常連らしく、休憩時間にはバンドの
メンバーたちと親しげに話していました。

ライブハウス「CLUB QUEEN」

彼女らは演奏中、聴いてるときのノリが
すごくいいのです!

そこで、さり気なく・・・

「若いのに、どうしてこんな
昔の曲を知ってるの?」

と、聞いてみたのです。

そうしたら、

「沖縄市は音楽の街!ライブなどで
小さな頃からしょっちゅう聴かされて
いたから自然に覚えちゃった。」

ライブハウス「CLUB QUEEN」

そんな答えが返って来たのです。

「ミュージックタウン・コザ」は、
あとから取って付けたものではなく、
昔から根付いたものだったんですね!

思わず納得しちゃいました♪

パークアベニュー通り

パークアベニュー通り

シャッターが目立つパークアベニュー通り

ゲートストリートから胡屋十字路手前の
路地を右折すると商店街。

その中に、今回泊まった宿、
「アーケードリゾートオキナワ」が
あります。

ゲストハウスの部屋の壁

ゲストハウスの部屋の壁

チェックインして、部屋に荷物を置いて、
お腹が減ったので、何か食べようと
商店街をウロウロしました。

歩いていると、道のどん突きに、
「Restaurant」と書かれた店が目に
入りました。

大衆食堂「ミッキー」!

大衆食堂「ミッキー」

大衆食堂「ミッキー」

年季の入った建物で、いかにも
「昔からの老舗です!」的な佇まい。

入ってみると、英語と日本語併記の
メニューが壁一面に貼ってあります。

外国人のお客さんが多いんでしょうね!

英語併記の「ミッキー」のメニュー

英語併記の「ミッキー」のメニュー

「ミッキー」で販売されている駄菓子

駄菓子も売ってます!

元気で明るい感じの女性がテキパキと
対応してくれたので、注文のついでに、
話しかけてみました。

置いてあった観光ガイドブックを渡され、
これを見れば、コザのことはだいたい
わかるとのこと。

パークアベニュー通り

寂しさが漂ってますね

この店がある「パークアベニュー通り」
は、昔、「センター街」と呼ばれていて、
米兵が大勢遊びに来ていたんだそうです。

翌日改めてこの通りを歩いてみました。

歩道の上はアーケードになっています。
のんびり散歩するのにはいい通りですね♪

「インド屋」雑貨店

「インド屋」

「インド屋」

「インド屋」という雑貨店を発見しました!

1コインのカレーランチがあるようです。

あとから人に聞いた話によると、沖縄が
本土に復帰する前からあるとのこと。

「インド屋」店内

「インド屋」店内

カレーと写真立て

写真に写っているのはオーナーの家族でしょうか?

ここのインド人店主は地元では、コザの
生き字引きのような存在で一目置かれて
いるようなんです。

今では、日本全国どこの街に行っても、
アジア雑貨店を発見したりしますよね。

珍しくはありません。

スカーフを纏ったマネキン

オリエンタルなマネキン

でも開店当時は、ほかの街にはなく、
客がわんさか押しかけたそうですよ!

この通りにはアートギャラリーもあります。

アートギャラリー

アートギャラリー

行ったときは、沖縄の人々の生活を撮った
写真展を開催していましたね。

絵画が展示されているブティック

ブティック内の絵画展示

絵画がびっちり展示されています

道の反対側には絵画作品も展示している
おしゃれなブティックを見つけました!

気になったので入ってみると、パンクな
ファッションに身を包んだ女性店員がひとり。

店員というよりは、留守番してるって
感じでしたね。

ブティック内の様子

ブティック内の様子

話をしてみると、壁に展示されている絵
は、基地の中にも店舗を構えている、
この店のオーナーの作品。

彼女自身もアーティストで、写真や絵の
作品を作っているそうです。

あとから、FBで写真を観てみました。

自撮りのポートレイトは、存在感あって
強い生命力を感じるような作品でしたよ♪

個展の開催や、雑誌の取材を受けたり、
活躍の場は増えているようです。

トリップショットホテルズ

中古CD・レコード店

コザには歴史を感じる味のある店舗が点在しています

また、パークアベニュー通りには、
とってもユニークなホテルがあります。

Tripshot Hotels Koza

ビルのテナントで入っていた美容室や
スナックの什器や椅子などの家具や
インテリア。

売りテナント

売りテナント

そのまま残し、昔の雰囲気を保ったまま
客室にしてしまったホテルなんです!

街に点在する部屋の1つ。

2階に上がる入り口は、鉄柵のドアが
そのまま残されているんですね。

鉄柵のあるホテルの入り口

さりげなさがいいですね〜♪

小さな表示板が付いているだけです。

よっぽどよく見ないと、ここがホテルだって
ことは、誰も気が付かないことでしょう!

このホテルは、1つのビルの中に部屋が
全部あるわけではありません。

1つ1つの部屋は街に分散して存在して
いるんですね。

街ごとホテルになっているような感覚
とでもいえばいいでしょうか。

1度、泊まってみたいホテルですね♪

ボランちゅの【まとめ】!

夜のゲートストリート

夜のゲートストリート

コザには、綺麗な海はありません。

那覇にあるような、観光客向けの
派手な土産物屋も見かけません。

しかし、週末、ゲートストリートに米兵
たちが溢れ出してくるように、米軍基地
が出来ることによって、アメリカ文化が
染み出して浸透していった街です。

米軍公認の「Aサイン」

米軍公認の「Aサイン」

沖縄は日本のリゾートアイランドで
あるとともに、基地の島なんだな!

ってことを目の当たりにしましたね。

この街のおもしろさを体験するには、
土曜の晩に訪れてみてください。

店舗の前にあるパトカー乗り物玩具

店舗の前にあるパトカー乗り物玩具

那覇から車やバスで1時間ぐらいです。

ちょっと足を伸ばして1泊してみては
いかがでしょうか?

*クイズの答え:2)2番目

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