旅の醍醐味は歩くことです!
車は便利です。でも、風景をじっくり
たのしむことはできません。
東京から沖縄の間には海があります。
泳ぐこともできますがかなりの距離。
トライアスロンに出場する鉄人たち
でもかなり大変なことでしょうね。
どうしても、飛行機かフェリーに頼ら
ざるを得ません。
でも、那覇に着いたら、散歩がてら
少し長い距離を歩いてみませんか?
国際通りや公設市場辺りをうろうろ
するのもたのしいものです。
でも、観光客があまり行かないところ
を歩いてみるのも新鮮なんですよ♪
前回の海際編に引き続き、
那覇のお散歩コースの2つ目です!
今回は、首里城公園編。
ゆいレールやバスを使わないで、
国際通りから首里城までのんびり歩いて
行くコースを紹介しますよ♪
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ここで【ミナオシ島クイズ】です!
琉球王国の首里城が創建されたのは
日本の何時代に当たりますか?
3択です!
1)平安時代
2)南北朝時代
3)江戸時代
答えは、このページの最後を
ご覧くださいね
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●首里城公園コース
国際通りに面する、「牧志駅」から、
首里城公園まで歩いてみました。
時間はゆっくり歩いて30分程度!
距離はどのくらいかというと、ざっと
3kmといったところですね。
上り坂になっていて、次第に那覇の街
を見下ろせるようになります。
●首里城公園コースの周り方
1)まずは国際通りの東端、安里三差路
を目指しましょう!
2)右の角に「はんこ屋さん21」がある
三差路を右に曲がってゆいレールの
鉄橋をくぐり、しばらく歩きます。
3)松川の交差点に出ます。
左手を見ると、自家製麺「ゆうなみ」
の看板が目に入りました!
●自家製麺食堂「ゆうなみ」
ここで、よもぎ入りそばのチケットを
自販機で購入。注文してみました。
食堂のテーブルの上にも、よもぎが
盛られたどんぶり鉢が置かれています。
沖縄そば屋は既製の麺を使ってるところ
がほとんどで代わり映えがしません。
ツユと具材勝負になってしまうんですね。
でもここは自家製麺。
よもぎ麺の上に、よもぎをてんこ盛り。
繊細な味わいをたのしめましたよ♪
観光客は見かけませんでした。
車で乗り付ける地元の常連客が多そうな
印象がしましたね。
4)美味しい沖縄そばを食べ終わったら、
松川の交差点、坂下通りを登って行きま
しょう!
徐々に標高が高くなります。
見晴らしがよくなり、那覇の街を一望
できるようになって来ますよ。
5)左手に「沖縄都ホテル」が見えたら
次の交差点のところで右に入ります。
ここからは道が整備されていて、城下町
の雰囲気が醸し出される佇まい。
お屋敷も多いので、ゆっくり観察して
みることにしましょう♪
6)「そば」のあとは「うどぅん」!
しばらく歩くと、世界遺産「玉陵」
(「たまうどぅん」と読みます)の
入り口がさり気なくあらわれますよ。
●世界遺産「玉陵」
絢爛豪華な首里城に比べちゃうと、
どうしても地味さは否めません。
しかし、この風格ある石造りの陵墓は、
しばらく立ちすくして身動きができなく
なってしまうような威厳を放っています。
ここは、最初に受付でその建物の地下に
ある展示を見るように案内されます。
その時は理由がわかりませんでした。
「玉陵」を見終わるとわかりますが、
このお墓の中には入れません。外から
眺めるだけの遺跡なんですね。
さすがに最初に外観を見ただけでは、
何がなんだかさっぱりわかりません。
解説代わりに展示室があるってことなん
でしょうね!
パンフレットに「玉陵」の内部の写真が
1枚小さく載っています。
実際に見てみたいですね!
1度にたくさんの人が入ると混乱しそう
です。入場制限してもいいので公開して
ほしい!
そんな思いを抱きつつ石の宮殿のような
お墓をあとにしました。
7)「玉陵」から少し歩くと「首里城公園」
の入り口の交差点に出ます。
観光地お決まりの土産物屋オンパレード!
ではなく、土産物屋が一緒になったそば屋
が一軒あるだけです。
落ち着いた世界遺産の入り口です。
好感が持てましたね。
右手の道を行くと、首里城のシンボル、
「守礼門」が見えて来ます!
●「首里城公園」
ここではボランちゅが感じた首里城以外の
首里城公園の見所を教えちゃいましょう。
整備が終わった「西のアザナ」(展望台)
からは、那覇市内が見渡せます。
外灯が備わり夜間のライトアップは見応
えがありそうな庭も整っていますね。
でもボランちゅのおすすめは、守礼門を
くぐってから左手の道を下って龍潭通り
を抜ける手前にある水辺。
「円艦池」とその上に建つ「弁財天堂」。
そして、中国からの使者「冊封使」を
歓待した重陽の宴が行なわれていた池、
「龍潭」です。
●「龍潭」と「バリケン」
ここには、まだらな白と黒の羽根の鳥が
たくさんいるんですよ。
調べてみると、野生のカモ(南米原産
「野バリケン」)を家畜化したものだ
そうです。
この鳥、ほかの鳥と違って、まったく人
を怖がらないんですw
眺めたり写真を撮っているだけで、
まったり落ち着いた気分になって来ます
から不思議なものですね♪
首里城は見所満載!
でも観光客に揉まれながら立ちっぱなし
歩きっぱなしで体力を消耗します。
そのあと、池の魚やバリケンを見ながら
ほっと一息つける龍潭は首里城公園の
オアシス的存在です♪
●まとめ
那覇で1番人気の観光スポットといえば
「首里城」!沖縄全体で見てもトップを
争っていますね。
今回、その首里城がある首里城公園まで
国際通りから歩く散歩コースを紹介して
みました。
歩いてみて気づいたことがあります。
それは、那覇の街を体で感じることが
できるということ。
空港や国際通りから、そのまま車やバス、
ゆいレールを使って首里城公園まで行く
のは、言わば、点から点への移動。
途中の風景は、動いている車内から
ガラス窓越しに眺めるだけですよね。
ところが、坂道を登りながら那覇の街を
眺めたりしていると、なぜあの場所に
首里城を建てたのか?
その必然性がわかってくるような気が
するのです。
あなたもぜひ1度、バリケンたちの待つ
首里城公園まで歩いてみてください♪
感想、待ってます!
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*クイズの答え:2)南北朝時代
14世紀末に創建