沖縄本島「やんばる」と呼ばれる
北部にある国頭村。
ここは、美しいオクマビーチへはもちろん、
本土ではなかなか見ることのできない、
亜熱帯植物が覆い茂る「やんばるの森」へも
集落から徒歩20分程度で行けちゃいます。
沖縄本島の中でも、特に自然環境に
恵まれている地域と言ってもいいんじゃ
ないでしょうか。
ボランちゅは、1月から2月にかけて、
1ヶ月間「やんばるホステル」に滞在。
オクマビーチへはほぼ毎日、
森林公園へは、3度足を運びました♪
目次
日本で1番早く咲く沖縄の桜!
森林公園へは、曲がりくねった坂道を
1歩1歩、登って行きましたよ。
ほとんどの人は車で行きますね〜
ボランちゅは自宅にいるときは、ほぼ毎日、
1時間程度は近所を歩いています。
片道30分程度歩くことは日常。
特に森林公園のように景色のいい場所は、
のんびり歩くのには最適ですね♪
行ったのは1月の下旬。
北風が強く曇りの日が多い気候。
でも、もう桜が咲いていたんですね!
沖縄の桜は「緋寒桜」と呼ばれています。
薄ピンク色のソメイヨシノの花びらを
見慣れているボランちゅの目には、
この桜の花びらは、やけに濃く映りましたね〜
あとで宿のスタッフに聴いてみたところ、
沖縄では本土のように、桜が咲くと人々が
集まって宴会をする、いわゆる「お花見」
の習慣はないようなんですよ。
15分ほど登ると、なんのために置いて
あるのかわからないテーブルがある
休憩所のような場所があらわれました。
ここで、携帯したペットボトルから
水を飲んで、ちょっと一休み。
眼下に顔を向けると、国頭の集落を挟んで
遠くまで海が見渡せるすばらしい風景が
広がっていましたよ〜♪
憩いの小道から亜熱帯ジャングルへ!
森林公園の入り口に着いて、
その先を少し進んで行きました。
道の右側に下りの階段を発見!
「憩いの小道」と書かれた木の標識があります。
普段住んでいるところでも、
路地探検大好きな、ボランちゅ!
好奇心をそそられる気配を感じる脇道は、
即入ってみたくなっちゃうんですね〜
「見る前に飛べ!」じゃないですが、
「考える前にまずやってみる」タイプ。
丸太で作られた狭い階段を降りて行くと、
そこは、鬱蒼とした植物たちの生息地!
シダ類や、天高くそびえるヒカゲヘゴなど、
植生が本土の森とは明らかに違うのがわかります。
亜熱帯植物が繁茂する、冒険映画に
出て来そうな、まさにジャングル!
日本の中では、沖縄に来なければ
味わうことができない空間ですね♪
辺土名湖畔は静寂に包まれた癒し空間
森林公園の中でもう1つぜひ訪れてほしい
ボランちゅおすすめの散策コースがありますよ。
それは、辺土名湖畔にある遊歩道です!
森林公園の舗装されたメインの道を
歩いているだけでは、この森に湖が
あるのなんて気が付きません。
道沿いに建つツリーハウスがあります。
その手前に右手に降りる脇道があります。
森林に囲まれた小道を降りて行くと、
目の前に湖があらわれます。
静寂に包まれた自然空間の中で
鴨たちが優雅に泳いでいる風景を
見られますよ♪
さらに歩いて行くと、湖を跨ぐかたちで、
木の橋がかかっています。
橋の上からが、すばらしい眺望!
手付かずの自然が広がっている湖を
見渡せるベストスポットなんですね〜♪
ヤンバルクイナは目撃できず
この森林公園一帯は、天然記念物の
「ヤンバルクイナ」がいるとされる地域。
残念ながら、ボランちゅは森林公園では
目撃することはできませんでした。
でも、オクマビーチに行ったときに、砂浜を
すごい速さで歩き回る小さな鳥がいたんです!
思わず、ヤンバルクイナを目撃したと思い、
帰りに寄った地元の商店の方に話したら・・・
「お腹、白くなかった?」
と聞かれたんですね。
確かに、忙しく動き回る脚の上に存在した
お腹の色は白かった記憶があります。
ボランちゅが目撃したのは「ハラシロクイナ」!
「クイナ」の仲間には違いないんだけど、
「ヤンバルクイナ」ではないんだそうです。
「ヤンバルクイナ」は、地元の人でも
滅多に見られないんだそうですよ〜
大勢の観光客が訪れるビーチで、
ちょこちょこ動き回っているわけはない
ってことなんですね〜笑
残念。