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首里城の見所は?ロマンを感じるポイントを探ってみた!

首里城は時間をかけてじっくり周って
みることをオススメします!

沖縄で有名な観光スポットといえば、
「美ら海水族館」と「首里城」。

おそらくほとんど人は、異論は
ないんじゃないでしょうか?

中でも、首里城は沖縄の中心ともいえる
那覇市内にあります。

旅行者にとって、空港から移動に2時間
以上かかる「美ら海水族館」と比べると
行きやすいところなんですね。

首里城は那覇市内を見渡せる広大な
首里城公園の中にあり現在整備中!

公園全体の整備が終わるのにはまだ少し
時間がかかりそうです。

今回ボランちゅは、国際通り近くの宿
から歩いて首里城へ訪れてみました!

見所をレポートしちゃいますよ〜!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここで【ミナオシ島クイズ】です!

沖縄では、「城」はなんと呼ばれて
いるのでしょうか?

3択です!

1)グスク
2)チュラ
3)ウナー

答えは、このページの最後を
ご覧くださいね

・・・・・・・・・・・・・・・・・

●守礼門は細部に注目!

国際通りからテクテク歩いて約30分。

首里城公園入り口から少し歩くと、
朱色に塗られた門の前で記念撮影を
している観光客があとを絶ちません。

守礼門です!

正直、思ったより大きくありません。

「札幌の時計台」。
有名ですよね!

写真で見ると、けっこうな大きさが
あるんじゃないかと思ちゃいますよね。

でも、実際に見ると、「え、コレ!?」

と、ちんまりとした実物に拍子抜けして
しまいました。

守礼門はそこまでではありませんが、
観光用の写真によく使われていて見慣れ
ているせいか、勝手に膨らんだイメージ
とのギャップは避けられませんでした。

ここで、「な〜んだ」と、がっかりして
サッと通り過ぎても構いません。

しかし、

ボランちゅは、門の周りをウロウロして
見所を探してみることにしました!

庇部分を支える柱を、目線を下から上へ
徐々に上げてみると・・・

白地に赤と黒の線が交互に等間隔で
描かれた模様の直方体が並んでます。

昔、町の中華料理店でラーメンを注文
するとナルト模様が縁に描かれている
器に入って出て来ましたよね。

そう、ラーメンどんぶり!

あれに似てるんです。

中国と日本の建築様式に影響を受けたと
いわれる首里城。

この模様は明らかに中国からの影響で
しょうね!

500年以上前に建てられたものにしては
モダンなデザインです。

現代美術作品で、こんな幾何的な図形
だけが描かれた絵画もあるんですよ。

時代を超えた、普遍的な美のようなもの
を感じてしまいますね!

●白と赤のストライプが美しい「御庭」

いよいよ、首里城敷地内に入ります。

入り口に立つと、正面に正殿が見えます。
その間には広い庭(御庭)。

帯状の白と赤のストライプが美しい!

ここでも、現代美術アーティスト、
ダニエル・ビュランの作品を連想して
しましました。

この庭と同じようなストライプ模様に
こだわって作品をつくっていますよ。

このストライプの意味は、中の展示
コーナーの模型を見るとわかります。

大勢の役人たちが王様からのお達しを
受ける時に整列するための目印のため
だったんですね。

●「南殿」「番所」

首里城の外観は無料で見られますが、
中に入るのには入館料が必要になります。

当時の部屋を再現した様子を見られるの
かな?と思っていました。

でも、展示パネルや模型もたくさん
置かれていましたよ。

まず、向かって右側の「南殿」「番所」
から入ります。

御庭に面した廊下の右側には、首里城に
ついての説明パネルが並んでいます。

左側はガラス窓。

ここから、御庭のストライプ模様と北殿
が見渡せますよ。早足で通り過ぎる人が
大半です。

美しい眺めですから、立ち止まって
しばし鑑賞することをおすすめします!

●「黄金御殿」「寄満」

続いて、「黄金御殿」を見学。

黄金御殿は、国王や王妃、王母の
プライベートスペース。

居間や寝室があったみたいですね。

寄満は、国王とその家族の食事を準備
する場所。

御台所筆者、包丁、あがま(女中)、
御水使、下代などがいたそうですよ。

現在、「黄金御殿」は特別展示室、
「寄満」はイベント等で使用するための
スペースとして整備されていますね。

●「奥書院」

奥書院は、国王が執務の合間に休息した
場所。

3間×3間半の大きさで、この部屋のほか
に奥書院奉公の控え室があったそうです。

●「近習詰所」

近習頭や近習役、筆者、側近など、20名
ほどの役人が詰めていた場所。

国王の朝夕の雑用や居住空間の御内原から
の出入りに付き添っていたとのことです。

●「正殿内」

いよいよ正殿!
首里城内、1番の見所です。

ここままでの構内の写真撮影はご法度。
ようやく正殿内からOKになってました。

見ものはなんといっても「御差床」!
政治や儀式のとき国王が座った玉座。

赤を基調に金色もふんだんに用いた室内。
龍をあしらった絵柄や彫像。

国王の権威を象徴するためには十分!
威光を感じさせる舞台ですね。

いくつか展示物もありました。

その中で目立っていたのが、祭事のとき
に王様が被っていたという冠!

黒くて丸い表面に色とりどりの玉が
整列したように並べられています。

当時もし現代のテクノロジーがあったら、
玉の一つ一つが点滅する電飾にしていた
かもしれませんね!

格子戸の穴からチラ見しかできません
でしたが、2階では「おせんみこちゃ」
の間が目を引きましたよ。

なにやら、国王と女官が毎朝ここで国家
の安泰や子孫繁栄を祈願してたそうです。

●「北殿」

北殿は観光用スペース。

パネル展示や映像コーナー、首里城の
オリジナルグッズなどを販売している
売店などがあります。

「御庭」のところで書いた役人たちが
整列している様子の模型はここに展示
されていました。

●まとめ

「首里城」は、「朱色城」と言い換えて
もいいほど、赤い色に覆われています。

日本のお城は、壁は白、瓦は黒っぽい色
が多いですよね。

今は沖縄県ですが、もともとは独立国
だった琉球王国!

日本とは違う文化が息づいていたのですね!

海外に行って街並みや人々の暮らしを
見れば、国による文化の違いは肌で感じ
ることができます。

沖縄は日本の一つの県に過ぎません。

でも、琉球王国時代からの文化が色濃く
残っているのです。47都道府県の中で
1番異国感があるといえるでしょうね。

あなたもぜひ首里城を訪れて、琉球王国
時代の様子に思いを馳せてみてください!

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*クイズの答え:1)グスク

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