竹富島は八重山諸島への航路の起点で
ある石垣島を除けば、もっとも人気の
ある離島です!
なにせ、石垣島から船に乗って、
10〜15分で到着しますから日帰りで
気軽に行って来れる島なのです。
船も30分間隔で出航。
乗る時刻を気にする必要もありません。
僕の最初の沖縄旅行は、この竹富島と
黒島。
今回10年振りに訪れてみました!
港に着いてまず目に入ったのは、新しい
待合所です。
竹富島のおしゃれなオリジナルグッズも
揃うお土産ショップがあり、室内には
もちろん、テラスにもたくさんのベンチ
が並んでいます。
船を降りて左手に目をやると、
レンタサイクルショップの送迎用のバン
がズラッと並んでいます。
観光客はここから市街地の店まで乗って
そこで自転車を借りるシステム。
ほとんどの観光客が自転車に乗って
集落や観光スポットを周ります。
竹富島は小さな島。
歩いてもそれほど時間はかかりません。
2回目の今回。
僕は午前中に島に到着。
のんびり歩いてみることにしました。
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ここで【ミナオシ島クイズ】です!
竹富島のカイジ浜は星砂を拾えること
で有名。星砂の正体はなんでしょうか?
3択です!
1)有孔虫の殻が堆積したもの
2)波で削られた砂
3)ヒトデの赤ちゃん
答えは、このページの最後を
ご覧くださいね
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●竹富島の魅力はなんといっても
「コンドイビーチ」!
竹富島に渡った日は、それまでの
滞在期間中、10日間の中でもっとも
晴れ渡りました。
海の色は天気でまったく変わります。
書籍やネットに載せる沖縄の写真は
見栄えをよくする必要があります。
大概、晴れて抜けるような青空が
バックになっている写真を使用。
そんな写真ばかりを見ていると、
旅に行っても、当然写真と同じような
真っ青な空やブルーのグラデーション
の美しい海が眼前に広がると思い込ん
でしまいがち。
ところが実際に行くとわかりますが、
沖縄は雲りの日が圧倒的に多い!
雲1つない青空は1年を通じて数える
ほどしかないという統計もあります。
沖縄に来るたびにそんな曇天を、いや
というほど味わって来ました。
この日の、特に午前中の抜けるような
青空は、沖縄のビーチの人気投票でも
常に上位に入る、この竹富島が誇る
「コンドイビーチ」の美しさを引き
立ててくれました!
海の美しさを言葉であらわすのは
難しいものです。
まあ、そのために写真があると言って
もいいですよね。
余計な説明は不要。
美ら海の風景をご堪能ください!
●ビーチでくつろぐための
最適な場所を教えちゃいます!
せっかく目の前に美しい海が広がって
いたとしても、大勢の人が視界に入る
ような状態では、ゆっくりくつろぐ
ことは難しくなりますよね。
沖縄のビーチは内地にくらべれば人は
少ないほうです。
それでも、のんびりまったりするため
に来ているのです。
目の前や周辺に人はいないに越した
ことはありませんよね!
そこで、カイジ浜からコンドイビーチ
まで歩いてみて、人がほとんどいない
ベストスポットを探してみました!
この情報を知っているかどうかで
竹富島での充実度が変わってくると
言っても過言ではありません。
カイジ浜とコンドイビーチ。
別々の名前がついていますが、実は、
つながっているのです。
白砂のビーチが、蛇行しながら
500mほど続いているんですね。
カイジ浜は木が自然にアーチ状に
なっている入り口を入ると、星砂を
売っている売店があります。
この周辺は星砂を探す人たちで
混みあっていますね。
右手には木陰もあって海を見ながら
ぼ〜とするのにはもってこいの場所。
しかし、絶えず石垣から日帰りで
やってくる観光客が自転車でやって
きますから落ち着きません。
おすすめは入り口から左手。
ビーチでのんびりする人は稀。
しばらくいると、自転車でほかの場所
に行ってしまいますから左手のビーチ
まではなかなか人がやってきません。
木陰もありますから、海を眺めたり本
を読んだりするのには最高の場所♪
また、カイジ浜からコンドイビーチに
向かう途中にもいくつか木陰を見つける
ことができます。
木陰ごとの間隔もたっぷりあるので、
天気がよければ一人の時間をたっぷり
満喫できるはずですよ♪
●集落は観光化が進み店舗が増加!
沖縄の昔ながらの整然と並んだ
赤瓦の民家。
そして、白砂が敷き詰められた道と
民家を隔てている連なる石垣。
八重山諸島のほかの島ではほとんど
失われてしまったこの風景。
竹富島は、沖縄らしさを象徴する特別
の島として人気を集めて来ました。
でも今回行ってみて感じたのは、飲食
を中心に雑貨やレンタサイクルなど
商業店舗が増えて目立つことでした。
観光地化が進んでいるのです!
もちろん、有名になって観光地として
訪れる人が増えれば増えるほど、地元
の観光関連の職業は潤いますよね。
これといった産業がない沖縄県に
とっては、内外からの訪問客の増加は
歓迎すべきことです。
観光に力を入れるのは当然ですね。
しかし、素朴な集落の佇まいを期待
して訪れる観光客にとって、必要以上
の店舗やその看板は非日常感を薄め、
期待感を萎めさせてしまいます。
観光業の発展と環境の保護!
両立はなかなか難しいことでしょう。
しかし、いつまでも訪れたくなる島と
して存在してもらえたら嬉しいですよね。
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*クイズの答え:
1)有孔虫の殻が堆積したもの