初めての「ゆんたく」は強烈な印象だった!
僕が初めて沖縄に行ったとき、黒島の民宿
に泊まりました。
そのときが、「ゆんたく」初体験。
強烈な印象を受けた記憶が残っています!
僕の初沖縄は、石垣島〜竹富島〜黒島を
周る3泊4日の旅。
そのときはまだ、沖縄の右も左も
わからない状態。
ホテル1泊付きの格安ツアーでした。
1泊目は、ツアーに組み込まれている
ビジネスホテル。
2泊目は竹富島の民宿。
そして最後の日が、八重山の中でも、
濃い宿が多いといわれる黒島でした!
ここで【ミナオシ島クイズ】です!
「ゆんたく」を行う場所って
どこなんでしょうか?3択です!
1)家の中
2)墓の前
3)決まっていない
目次
そもそも「ゆんたく」とは何か?
「〝ゆんたく〟って何?」
このブログの読者の中には、「ゆんたく」
が何かを知らない人もいることでしょうね。
わからないから検索してみたら、
このブログが出てきた!
そんな感じの人もいることでしょうね。
最初、ボランちゅは、「ゆんたく」って、
お酒をみんなで飲んで楽しむ「宴会」の
ことだと思っていたんです。
でも、調べてみると・・・
沖縄の方言で、「おしゃべり」
と書かれています。
お酒は、あってもなくても、どちらでも
構わないんですね。
人と人が「交流する場」のことなんですね。
そういえば、沖縄本島北部(やんばる)の
今帰仁にある、「今泊」集落をうろついて
いたときのこと。
細い路地を歩いていると、座面に大きく
「ゆんたく」
と書かれたベンチが唐突にあらわれ
たんですね!
観光用に置かれたのか、それとも、
地元のおばぁたちが、ここに座って、
井戸端会議ならず、「ベンチゆんたく」を
たのしむためなのかはわかりません。
どちらにしても、暑い最中、これを見つけた
ときは、ほっこりした気持ちになりましたね♪
黒島の民宿でのゆんたく
話は黒島に戻ります。
その民宿は行く前、島に着いたときから
強烈な印象を放っていたんですね!
八重山にある離島の宿は、石垣島の
離島ターミナルから、船に乗る前に
到着時刻を宿に電話して迎えに来てもらう
ことが多いんです。
この黒島の宿も、港から到着時刻を連絡
しておいて、黒島に到着しました。
しかし、宿名を書いたプラカードを持った
迎えの人たちの列の中に、その日泊まる宿
の文字を見つけることはできません。
船から降りた観光客は、迎えの車に乗って
どんどん数が減っていきます。
そして、ついに最後の1台!
ワクワクとたのしそうな表情の宿泊客を
乗せたワゴン車は、集落方面に走り去って
しまいました。
ポツネンと取り残されるボランちゅ1人。
「どうしたんだろう?」
不安になって、宿に電話をしてみました。
すると、突然!
「なんで、石垣から電話しなかったんや!」
と、怒鳴る声!!
後から聞いた話によると、その日は島の
運動会。宿のスタッフと常連客が参加した
そうです。
いい成績を収めたようで、電話をしたとき、
賞品の牛肉を食べながら、みんなで一杯
やっていたとのことでした。
多分僕が石垣の港から電話したときは
既にほろ酔い加減だったんでしょう。
迎えにくるのを、すっかり忘れられて
しまわれていたんですね!
電話に出たのは宿の主人でした。
しばらくして、スタッフの息子が車で
迎えに来て、ようやく宿にたどり着く
ことができました。
民宿の庭には大きなガジュマルの木が
立っています。
今はすっかり見慣れましたが、初めて
見るガジュマルは新鮮な印象でしたね。
曲がりくねってゴツゴツとした枝。
毛のような細い繊維がたくさん垂れ
下がっている異様な形状。
実はこの木の下が、ゆんたくの舞台
だったんですね!
一升瓶の泡盛が何本も宿から提供され、
一晩中飲んで、語って、歌うんです。
この宿の場合、「ゆんたく」は間違い
なくおしゃべりではなく「飲み会」!
宿の建物の屋上は、はしごを登って
上がれるようになっています。
夜中になって星が出始めました。
酔っ払い軍団は、みんなで屋上へ!
大の字になって寝転んで、
しばらく星座観察しましたよ。
ボランちゅはこのとき、石川から来た
けっこうタイプの女性と偶然2ショットに!
何を話したのかはすっかり忘れて
しまいました。でも、並んで寝転んで、
星を見ながら語り合ったのは覚えています。
今でもいい思い出になっていますよ♪
「ゆんたく」が盛り上がる宿とは?
一人旅にとって、泊まった宿でゆんたくが
盛り上がるかどうかは気になるところです!
ゆんたくが盛り上がれば、日本全国や海外
から訪れるゲストたちとの交流をたのしむ
ことができるんですね。
友達がたくさんできたり、場合によっては、
親友や恋人、結婚相手に出会えた!
なんてことも起こっちゃうんです♪
「ミナオシ島」のテーマは、沖縄へ行くこと
で、あなたの今の生活や仕事を客観的に
見つめ直すこと!
年齢も仕事も異なるさまざまな人たちと
出会い接することは、そのための格好の場
になるんですね♪
では、そんな、ゆんたくや、ゲスト同士の
交流が盛んな宿はどうやったら見つける
ことができるんでしょうか?
このブログでは、
で、ボランちゅが毎年のように訪れている
3軒のゲストハウスを紹介しています。
いずれも魅力的なオーナーが仕切る
個性溢れる宿なんですよ♪
リピーターや常連客も大勢います。
まずこの3軒のうちから、あなたの
感覚に合いそうな宿を1つ選んで
泊まってみてください!
万が一、
ゲストが少なくて盛り上がらない!
そんな状態だったとしても、オーナーに
気軽に話しかけてみてくださいね。
話相手になってくれるはずですよ!
紹介している宿は、本島の今帰仁、
そして、伊良部島と石垣島にあります。
沖縄で1番、観光客が訪れる街は那覇。
那覇で、ゆんたくが盛んか、交流しやすい宿
に泊まりたい!
そんなあなたには、
「月光荘」か、「リトルアジア」
をおすすめします!
いずれも老舗のゲストハウス。
沖縄に何回か行っていると、必ず耳に
するゲストハウスの名前ですよ!
人見知りしたり、心を閉じたりしないで、
オープンマインドで、全国のゲストたち
との交流をたのしんでみてくださいね♪
*クイズの答え:3)決まっていない