自由に時間が使えて旅行に行きやすい仕事って
なんでしょうか?
キャビンアテンダントや旅行添乗員は、
旅行好きにとっては憧れる人が多い職業ですね。
でも、旅行関連の仕事に就けば楽しく旅を続けられるか?
というと、別の話になってきます。
結論を先に書いてしまいましょう!
「あなた次第です!」
「え、なんで?」
そう思った人は、今の自分の仕事に照らし合わせながら
この記事を読み進めてみてくださいね!
「ボランちゅさん、お仕事は何をやってるんですか?」
沖縄へ行くと、宿のスタッフや同じゲストの人たちから
必ずと言っていいほど聴かれる質問です。
普通、旅行期間はせいぜい1週間がいいところ。
1か月もの長い間、滞在しているので、
不思議に思うらしいんですね。
そんな時は、「ブロガー」と答えるようにしています。
では、沖縄にはどんな職業の人が
旅行に来ているのでしょうか?
春から秋にかけてのシーズン中は、会社の休みを取ったり、
転職して次の仕事が始まる間の旅行だったり・・・
会社員の人が多い印象ですね。
しかし、冬の間、沖縄に来ている旅行者の中には、
自営業をやっている人が結構います。
実際に、1月、石垣島のゲストハウスに
1ヶ月まるまる滞在した時、
台湾在住の経営コンサルタント、塾の経営者、
神社関係の仕事をやっているサーファーなど、
数人の自営業の方と親しくなりました。
5月の連休や夏休み、年末年始でもないのに、
沖縄に遊びに来ているのを見て、
「この人、仕事は何をやっているのだろう?」
お互いに訝しげに考えてしまいました(笑)
会社員と自営業者、どちらが旅行に行きやすいか?
昨今、ワークライフバランスが叫ばれるようになりました。
他の国と比較しても働き過ぎと指摘される日本人。
時間があれば旅行に出たい旅好きにとって、
会社員と自営業者、どちらが旅行に行く時間を
作れるのでしょうか?
・会社員
過労死問題を受け、国も企業に任せっぱなしではなく
労働者保護に乗り出す動きも見えます。
しかし現実はどうでしょうか?
本来、違法であるはずの残業。
きっちり定時で帰れる会社の方が
少ないのではないでしょうか?
有給についても、取得するためには理由を書く
必要がある会社もあるようです。
また、会社の同僚の目が気になり
なかなかすんなりと取れない人も多いようですね。
一方、仕事にインターネットを使うのが当たり前になった
社会を背景に、在宅勤務を導入する企業も増えてきました。
家や旅行先にいながらリモートワークで業務をこなし、
会社には週に1回会議に出席するためだけに行く!
そんな勤務形態です。
毎日満員電車でフラフラになりながら
通勤する必要もありません。
人によって、早朝に仕事をまとめてやったり、
午後からにしたりなど、時間の自由度も高くなります。
これなら、会社に通って勤務時間内はもちろん、
残業もアリの会社員に比べれば、
旅行には出かけられやすそうな気がしますね♪
・自営業者
では、自営業者はどうでしょう。
会社員よりも、沖縄旅行に行きやすいのでしょうか?
会社員は平日の活動時間はほとんど
会社に拘束されていますよね。
一方、自営業者はその気になれば、仕事時間は
自分でコントロールできるように見えます。
しかし自営業と言っても、受注仕事と、自らサービスや情報、
ものを売る仕事とでは時間の自由度は異なります。
受注の場合、メインの取引先が盆暮れ関係なしに
納品を要求するような仕事の場合、決まった休みや
有給がある会社員よりもむしろ不自由。
仕事をほっぽらかして旅行に行ったら、
帰って来た時には仕事はなくなっています。
自ら情報やものを売る仕事。
特に情報系なら、旅行先からでも
ネットを使って仕事ができます。
まあ、受注にしても情報発信をやっていても
現場作業は社員や外部スタッフに任せる経営者になれば、
自由に旅行に出られますね♪
冒頭あたりで書いた、石垣島で出会った塾の経営者は、
塾はスタッフに任せて、1年中、国内や世界中を周っています。
経営者というよりは「ビジネスオーナー」と
呼んだほうが実質を表しているかもしれません。
今あなたは会社員でしょうか、それとも自営で
何かお仕事をされているのでしょうか?
計画を立てていつでも旅行に行きたい。
気が向いた時にフラッと旅立ちたい。
私にとって、旅行は生活の中で欠かせないアイテム!
そんな人は、「仕事が忙しくて旅行できない!」
な〜んて言い訳をしてはいけません。
置かれている仕事環境は人それぞれ。
いろいろな工夫をして時間を作ったり、
場合によっては転職も考えてみましょう!
好きな時に好きな場所に滞在する生活を実現するには?
団塊世代がリタイア。
最近、沖縄のゲストハウスで、年配の一人旅の方を
よく見かけるようになりました!
那覇のゲストハウスに1か月泊まる予定だという
60代と思われる男性と話をしたことがあります。
ドミトリーのベッドに所在なげに横たわりながら
その男性は言いました。
「2週間いるけど、もう飽きてしまった!」
沖縄に来れば何か面白いことが
あるんじゃないかと思って来てみた。
だけど、もうやることがなくなってしまった
とのことです。
慶良間諸島やヤンバル(本島北部)へは行ったのかと
聴くと、まだとのことでした。
僕には、彼は好奇心が希薄で、
沖縄で楽しく過ごすための情報収集も
怠っているように見えました。
就職してから定年までずっと働き続けて、
遊びといえば宴会とカラオケ、そしてゴルフ。
しかも、ほとんど会社の中の人間関係だけ。
定年になって、お金と時間はあるが
何をやったらいいのかわからないw
そんなリタイア組が日本中にごまんといることでしょう。
大好きな仕事を持ってる人は、寝食を忘れるぐらい
熱中して打込めばいいと思います。
でも、あなたが旅行好きで、できたら、
好きな時に好きな場所に滞在する生活をしたい!
そんな希望を持っているなら、
できるだけ時間と場所が自由になる仕事を選ぶ。
または、考えて自分で始める。
仕事中心の生活ではなく、旅行を中心に置いて、
頻繁に長期間行けるようになるために仕事をする。
そんな考え方もアリなのです。
「自由」は与えられるものではなく自らつくるもの。
他の人と比較する必要はありません。
あなたが実現したい楽しい人生!
築き上げて行ってください!
まとめ
あなたが会社員であっても、自営業者だったとしても、
また、フリーターであったとしても、
「旅行」に対する価値観が、やっている仕事よりも高い場合、
どんな仕事をやっていようとこだわる必要はありません。
どうしたら、好きなように旅行できる時間とお金を
得ることができるかを考えて仕事を選びましょう!