池間島は観光する島ではない!
宮古島は沖縄の中でも、特に海が綺麗。
周辺の離島、来間島、伊良部島、池間島
と、橋でつながっています。
「こんなに美しい海があったのか!」
そんな美ら海の上を走る3つの橋自体が
観光ポイントになっているんです!
レンタカーで橋を渡って、各離島の観光
スポットを巡りながらグルっと一周。
宮古島のホテルに戻って地元の店や食材
で夕食をたのしむのが一般的な観光ですね。
実は、池間島には宮古島のように、
コレといった有名な観光スポットは
見当たりません!
だから、池間島の一周道路を回って、
ちょろっとビーチを見学。
池間大橋を渡って宮古島に戻っていく人
が大半なんですね。
だから、池間島は、宮古島の北にある
「何にもない小さな島」の印象ぐらいしか
ない人が多いかもしれません。
車で観光する人はともかく、レンタカーを
借りずに、バスやタクシーで移動する観光客
にとっては、なかなか訪れることのない島と
言えるんじゃないでしょうか。
そこで、今回、ボランちゅは車を使わずに
徒歩でじっくり池間島を回ってみました!
そしたら、気がついたことがあるんですね。
池間島は車でササっと観光するだけでは
もったいない島なんだってことです!
数日滞在して、飽きるほど海を眺めたり、
写真を撮ったり、のんびりビーチで過ごす
にはぴったりの島なんですよ♪
ここで【ミナオシ島クイズ】です!
宮古島と周辺の離島にかけられた
3本の橋。その中で、池間大橋は
何番目にかけられたでしょうか?3択です!
1)1番目
2)2番目
3)3番目
目次
池間島は観光よりも「観照」がいい!
池間島は観光よりも「観照」に
向いている島なんです!
ここで、「観照」というあまり耳慣れない言葉の
意味を確認しておきましょう!
観照
1.主観をまじえないで物事を冷静に
観察して、意味を明らかに知ること。2.美学で、対象の美を直接的に
感じ取ること。美の直観。(「goo辞典」より)
唯一リゾート化から免れている島
今、宮古島と周辺の離島はリゾートバブル!
平良港には、毎週末大きなビルみたいな
豪華客船が訪れます。
外国人観光客が上陸して、たくさんの
買い物をして帰っていきます。
彼ら、彼女らは、船が港に接岸できない
ため脱出用ボートで陸までやって来ます。
そこで、船がそのまま接岸できる専用の
桟橋を建築中なんですね。
また、今までパイロットの訓練用飛行場
だった下地島空港は、LCCの国際空港と
して再開発して、2019年に開港!
今後、日本内外からたくさんの観光客が
宮古島へ訪れるようになることでしょう!
下地島空港に降り立った観光客は、
車に乗って伊良部大橋を渡れば、
容易に3つの島へ移動できます。
宮古島はもちろん、来間島や伊良部島
では、リゾートホテルやカフェ、ショップ
などの観光施設を次々と建設中!
木や草のほかにはなんにもなかった海辺
の土地は、モダンなコンクリートの建物で
埋め尽くされつつあります。
ところがその中で唯一、池間島だけが
目立った開発が行われていないんですね。
南の海岸線に張り付くように、リゾート
ホテルといくつかのプチホテル。
あとは、民宿が少しあるだけなんです。
たとえ宿全部の部屋が埋まったとしても、
たいした人数にはなりませんね。
ですから、島の海岸線にあるビーチにくる
観光客は限られます。
ほかの3つの島と比べるとわかりますよ。
プライベートビーチ感覚になれる浜が
いくつもある
池間島は、宮古島や急ピッチで観光化が
進んでいる伊良部島に比べてマイナー。
「マイナー」って言葉。通常あまりいい意味
では捉えられませんよね。
でも、ことビーチに関しては褒め言葉!
なんだってこと、ご存知でしたか?
訪れる人が少なければ、ゆったり静かに
過ごすことができるからなんですね!
池間島の周遊道路を歩けば、いくつもの
ビーチが見つかります。
今回、泊まった宿の真ん前にある、
「ミジュンマヒダ」を起点に、時計回りに
歩いて巡ってみました!
宿の「凸凹家」や「イリオス」の前は
漁船が係留してある港。
高級リゾート「アイランドテラスニーラ」
や、インド風のインテリアが話題のホテル
「ラサ・コスミカ ツーリストホーム」の
奥には、「アラシッスヒダビーチ」。
この舌を噛みそうな浜は一見、ホテルの
プライベートビーチのように見えるんですね。
でも、「ニーラ」の脇にある細い通路を
抜ければ、誰でも行くことができるんですよ♪
白い砂浜にランダムに配置されている岩が、
全身を伸ばして寝転んでも十分余る影を
つくってくれます。
ゆっくり海を眺めたり、ボ〜っとするのには、
池間島の中で1番適しているビーチなんじゃ
ないかと思いますね♪
しばらく歩くと、「ハート岩」の看板が
あるビーチに出ました。
映画のロケ地に使われたみたいですね。
最初、どこがハート岩なのかよく
わかりませんでした。
ボランちゅが立っている位置を移動しながら
見ていると、斜めのハートのかたちにも見える
空間があらわれました。
ハート岩目当てに何組かのカップルが
来ていて、キャッキャ言いながら写真を
撮っていましたよ。
一人旅には目の毒ですね〜(笑)
ここはささっと通り過ぎて、すぐ先にある
「イキヅー」ビーチへ行きましょう!
手付かずの自然の造形がたのしめます。
岩の上のハマユリの茂みの中に作られた
遊歩道から海を眺めるのもいいですね♪
島のシンボル的な存在。「池間島灯台」
を通り過ぎて、しばらく歩くと、
「池間ロープ」と呼ばれる「カギンミ浜」。
ここは、荒削りな岩場が細長く続くビーチ。
漂流ゴミが多いのが残念ですね。
そして次は、「池間ブロック」と呼ばれる、
「フナクス」の浜があらわれます!
海に突き出した岩の上を歩けるように
なっていますよ。美ら海を眺めながら
ゆっくり散歩でもたのしんでみてくださいね♪
そして、橋のたもとには、白い浜と宮古ブルー
のコントラストが見事な「オハマビーチ」が
ありますよ!
「OHAMAテラス」に行ってみよう!
実は今回、池間島に再び行ってみようと
思ったのは、「OHAMAテラス」に行きたかった
からなんですね。
FBに投稿されていた友達の写真を見て、
「こんなに気持ちのよさそうな
カフェが池間島にあるんだ!」
って、わかったんです。
「OHAMAテラス」は、池間大橋を渡る前
の道を左折して、しばらく行くとあります。
案内板が出ていますから、
迷うことはないでしょう!
敷地内に入ると、飲み物を注文する小屋
があります。そこで、飲み物を買います。
それを持って、海を眺められるいくつかの
テラス席の中から任意の場所を選んで、
海を眺めながらくつろげるんですね。
スタッフの方から勧められたのは、最近
増設したという1番高い位置から海を
眺められるテラス。
宮古島ブルーと呼ばれる、独特の
セルリアンブルーの海!
海の向こうには、威光を放つかのように
鎮座している大神島が見えます。
ボランちゅは、今までさまざまな展望台
から宮古島の海を眺めて来ました。
この「OHAMAテラス」からの眺めは
海を隅々まで見渡せるんですね。
沖縄絶景スポットベスト3ランクインです♪
声を大にしておすすめしちゃいますよ♪
ボランちゅの「まとめ」!
最初に、
池間島は観光ではなく、「観照」する島!
と書きました。
どういうことかと言うと、
池間島には、人気の少ないビーチや、
「OHAMAテラス」など、海を堪能できる
スポットが点在しています。
混雑する観光スポットを車で忙しく移動
する必要はありません。
じっくり腰を落ちつけて、ずっと海を
ぼんやり見ながらまったりできる!
そんな島なんですね!
ぜひ、時間に余裕を持って池間島へ行って、
観光ではなく、「観照」してみてください。
*クイズの答え:1)1番目