![おぷゆう食堂テラスからの眺め](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/05/top06-e1534463921192.jpeg)
おぷゆう食堂テラスからの眺め
![池間大橋から見える大神島](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/05/top10-e1534464340812.jpeg)
池間大橋から見える大神島
![海に突き出した赤いパイプ](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/05/top07-e1534464308578.jpeg)
ブルーに赤が映えてます!
大神島は、『神の島』!
大神島は、宮古諸島にある島。
本島の離島、久高島と同様、
神聖な島と崇められています。
宮古島に何度も足を運んでいても、
訪れる人の数はそう多くはありません。
長い間、人間に荒らされることを避け、
門戸を閉ざしていたからでしょうか?
今は観光客向けの食堂と宿ができたり、
観光ツアーも盛んに開催されています。
かくいう、ボランちゅも、宮古島に毎年
通っているにもかかわらず、宮古列島の
中では、大神島だけ未踏でした!
![大神島の海](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-18-e1542852539947.jpg)
大神島の海
その年の7月中旬のことです。
いつものように、伊良部島の定宿、
「カサ・デ・アマカ」に2週間ほど滞在。
そのあと、宮古島に移動しました。
ビーチまで自転車で15分程度の場所に
ある民宿に1か月間滞在するためです。
大好きな、「前浜ビーチ」に毎日通う計画
を立てていたんですね♪
伊良部島から、宮古島に移動するときに、
以前石垣島で知り合った友人がたまたま
来ているという連絡を受けました。
![船から見た大神島](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-01-e1542851849605.jpg)
小さいけれど存在感のある大神島
合流することにしたんですね!
観光がてら、伊良部島から池間島を巡って
宮古島の宿まで車で送って行ってもらえる
ことになったのです。
彼は翌日、大神島に行きたいとのことでした。
大神島行きのフェリーが出ている、島尻港は
車がないとちょっと行きづらい場所。
車のないボランちゅは、これ幸いと、
便乗させてもらっちゃうことにしたのです!
ここで【ミナオシ島クイズ】です!
大神島の人口は?
3択です!
1)約30人
2)約50人
3)約100人
目次
大神島に行ってみました!
![抽象彫刻のような雲](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-08-e1542852108442.jpg)
抽象彫刻のような雲
宮古島の北部、県道230号線を北上。
標識を右折すると島尻港に出ます。
大神島は「神の島」!
![大神島行きの船](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-07-e1542852077116.jpg)
大神島行きの船
![船がつくる美しい波のかたち](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-06-e1542852037149.jpg)
船がつくる波のかたちが美しい!
大神島は、島尻港から船で15分ほどで
着きます。
同じ宮古列島の、伊良部島や来間島の海は、
ブルーでも、緑がかって見えます。
エメラルドグリーンと呼べるような色。
そんな海を見慣れているせいか、波しぶきを
上げながら高速で進む船の上から目に飛び
込んでくる、グレーがかった濃紺の海は、
ボランちゅに緊張感を覚えさせたのです。
大神島は「神の島」と呼ばれています!
そんな「神秘的な島」という先入観を持って
しまったせいなのかもしれませんね。
「おぷゆう食堂」で、カーキタコ丼!
![おぷゆう食堂](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/05/top08-e1534463973528.jpeg)
港を見下ろすおぷゆう食堂
まもなく、島に上陸!
港から坂を少し登ると、樹木や岩しかない
場所に、出来てからそれほど時間が経って
ないと思われる建物があらわれました。
その壁には、黒地にオレンジの縁取りで、
「おぷゆう食堂」で、カーキタコ丼
と、書かれていました。
島の観光をして、あとでわかったことが
あるんです。
この島で観光客が立ち寄れる施設は、
港の前にある、海を見渡せる公園の東屋
を除けば、この食堂しかないんですね。
![「おぷゆう食堂」を紹介した新聞記事](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-03-e1542851925393.jpg)
「おぷゆう食堂」を紹介した新聞記事
観光ガイドの受付と集合場所、飲み物や
アイスクリーム、スナック菓子などの売店。
そして、2部屋の民宿も兼ねています。
ここは、島唯一の観光施設だったんですね!
観光ガイドを申し込んで、島の歴史の説明
などを聴きながら、展望台まで登ったり、
ゴルフ場から提供してもらったという
ゴルフカートに乗って、海岸線の奇岩を
見学しましたよ。
![大神島の浜の岩](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-24-e1542852789308.jpg)
大神島の浜は岩が目立ちます
![台風で破壊された臨海の遊歩道](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-02-e1542851885589.jpg)
台風で破壊された臨海の遊歩道
観光のあとは、食堂で昼食!
注文したのは、前日、島尻港に寄ったとき、
チケット売り場のお姉さん
(あえて、お姉さんと言っておきます)
が、すすめてくれた、大神島名物!
「カーキタコ丼」!
![おぷゆう食堂の「カーキタコ丼」](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-05-e1542851995455.jpg)
おぷゆう食堂の「カーキタコ丼」!
神様にお祈りしながら、厳かに頂きました♪
タコ丼なんて、初めて食べました。
おいしかったですよ♪
「ノッチ」と呼ばれる奇岩
![巨大キノコのようなノッチ](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/05/top09-e1534464231131.jpeg)
巨大キノコのようなノッチ
観光ガイドでは、「ノッチ」と呼ばれる
奇岩をたくさん見ることができました。
長年海水に侵食されて、岩の下の部分が
どんどんやせ細って、キノコのようなかたち
になっている岩のことです。
古宇利島にある、2つの岩が重なった空間
がハートのかたちに見える岩。
![海にうつる光も神々しい](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-13-e1542852297811.jpg)
海にうつる光も神々しい!
![根元があまり削られていないノッチ](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-21-e1542852673367.jpg)
まだまだ修行中のノッチ!?
記念撮影する人が絶えない、
大人気の、「ハートロック」!
あの岩も、ノッチです。
長い年月をかけて、あんなユニークな
かたちに変わったなんでしょうね♪
大神島観光で巡ったどの岩も、水面に
浸ってる部分はかなり侵食していましたね!
重さに耐えきれず、ついに倒れてしまった!
そんな、「残念!」な岩も見かけました。
今はスックと立っているノッチも、いずれは
同じ運命を辿ることになるんでしょうね。
大神島のパワースポット!
![色濃い緑が残っている大神島](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-25-e1542852828187.jpg)
色濃い緑が残っている大神島
海のすぐそばに、熱帯植物や岩に隠れる
ように、密かに存在する御嶽がありました。
ここから神が天に登ると言われている
パワースポットの一つです!
近づいてみると、斎場御嶽に行った時に
感じたのと同じような感覚に陥りました。
外気は暑いのに、そこだけなぜかひんやり
した空気が漂っているんですね。
![希少な白い砂浜](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-15-e1542852382807.jpg)
希少な白い砂浜
![岩に生えた植物の旺盛な繁殖力](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-14-e1542852336759.jpg)
旺盛な繁殖力ですね!
夏の怪談は納涼に使われます。
怖い話をすると、人はなぜ、ひんやりした
気分になるんでしょうか?
特に、ここは、「神の島」にある御嶽!
そんな観念を持っているがゆえに、ひんやり
感じてしまうってことなんでしょうかね?
神がかり的なことが起きた!?
大神島では神様のお導きのような、
不思議なできごとがあったんです!
シュノーケリングをして、東屋で一休みして
いるときのことです。
一緒に行った友達は、スマホを覗きながら、
急にアタフタした顔つきになったのです。
友達は、SNSの「沖縄好き」サークルに
入っていて、
「今、大神島の食堂にいるんだけど、
誰か合流できる人いませんか?」
そんな投稿を見つけたのです。
こんな離れ小島でタイミングがよすぎる気も
したんですが、とにかく、島で唯一の食堂へ
2人で行ってみることにしました。
食堂の海を見渡せるテラス席に着くと、
そこには、モデルのようにスリムで綺麗な
女性が、にっこりと微笑んで座っているでは
ありませんか!
話をしてみると、なんとその女性は、友達と
同郷ということがわかったのです。
大阪から来ていて、しばらく、食堂に併設
されている宿に泊まっているとのことでした。
地元の話題で盛り上がり、意気投合した
友達とその女性は一緒にシュノーケリングへ!
![糸を並べたような波の模様](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-20-e1542852633757.jpg)
まるで糸を並べたような波の模様
しかし、ボランちゅたちは日帰りです。
宮古島へ帰らなければなりません。
夕方になり、船に乗ることになりました。
その女性は明日、宮古島へ移動するとの
ことでした。
そして、なんと!
ここで、またまた偶然が重なったのです!
友達と同じ宿を予約してることが判明♪
2人は宮古島での再会を約束して別れました!
![蜜を求める黒アゲハ](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-16-e1542852426339.jpg)
蜜を求める黒アゲハ
浮いた話が大好きなボランちゅ(笑)は、
後日、宮古島での再会はどうだったのか、
友達に聞いてみました。
一緒に酒場に行って、オトーリをたのしんで、
夜遅くまで盛り上がったようです。
その後宿に戻り、彼女と甘い時間を過ごした
はずだと言っていました♪
ただ、かなり酔っ払っていて、よく覚えてない
とのことでした。
![ビーチの前の穏やかな海](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-19-e1542852588902.jpg)
ビーチの前は穏やかな海
そして、彼女のほうは、
「そんなことはなかった」と、なぜか、否定して
いるとのことだったんですね。
あの2人の出会いは、運命的だったのか、
それとも、単に偶然が重なっただけだったのか?
それは、
神のみぞ知ると言っておきましょう♪
ボランちゅの「まとめ」!
![大神島の港](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-11-1-e1542935945227.jpg)
大神島の港
大神島は、宮古島や伊良部島、来間島など
ほかの宮古諸島の島々とはあきらかに違う
空気が流れています。
なぜか、緊張感のようなものを感じて
しまうんですね。
では、たのしめないかといえば、そんな
ことはありません。
![大神島の海「大神ブルー」](https://okinawa-trip.jp/wp-content/uploads/2018/06/00gami-17-e1542852475708.jpg)
大神ブルー!
観光のための開発が進んでいる、ほかの
島々よりも自然環境は保たれていますね。
海の透明度も抜群です!
ただ、大人数で騒いだりするのには
向かない島であることは確かです。
厳かな雰囲気のある島だからこそ、
神様の伝説が生まれたんじゃないか?
そんな気もしてきました!
*クイズの答え:
1)約30人(2017年1月時点)