阿嘉島のビーチといえば、ニシバマ!
展望台の前に至ると、濃い色に挟まれて走る
明るいブルーのラインが目に飛び込んで来ます。
沖縄に美しいビーチはたくさんあります。
しかし、ニシバマビーチほど感動的な風景は
そう見られるものではありません。
ニシバマのような華やかさはありませんが、
同じ阿嘉島には、シュノーケラーに人気の
ビーチがあります。
今回、ご紹介する、「ヒズシビーチ」です!
目次
ヒズシビーチへ行く途中、ケラマ鹿に遭遇!
ヒズシビーチは、阿嘉島の集落の西側。
民宿「カワイダイビング」の前の道を右折して
3分ほど坂を登って行くと、左手に降りる道が
見つかります。
そこから1分ほど坂を降りてみてください。
間もなく、ヒズシビーチに到着します。
ニシバマの観光客は決して多くはありません。
でも、ヒズシビーチになるともっと少なく
なるんですよ。
「人がいる!」といっても、数人程度。
まったりと、プライベート・ビーチ感を
味わいたい人には、おすすめなんですね♪
今回ボランちゅがビーチへ至る坂を降りて
いるときに遭遇したのが、「ケラマ鹿」!
しばらく、こっちをジ〜と見ていました。
ケラマ鹿は、ここ阿嘉島にしか存在しない鹿。
なぜか、すぐ近くの座間味島では見かけないんです。
この鹿、かなり近寄っても逃げようとしません。
数年前に阿嘉島に来たときは、立ち止まったり
しませんでした。
たまに道を横切るのを目撃する程度でしたね〜
地元の人に聞いたら、個体数が激増しているとのこと。
絶滅危惧種が増えてる中、逆の現象なんですね。
「このまま増え続けると、阿嘉島名物は
鹿肉になるんじゃないか?」
つい、そんな不謹慎なことも考えたりしちゃいました。
ヒズシビーチの奇怪な岩たち
沖縄にいてもほとんど海には入らない、ボランちゅ。
ビーチを散策したり、風景の写真を撮ったり、
砂浜にあるものでオブジェを作ったりしてます。
でも、1番のお気に入りで時間を費やしてることは
なにかといえば、ビーチでくつろげそうな木陰を
探して、そこでずっと横になっていることなんですよ。
ヒズシビーチを歩いていて、惹かれたものがあります。
それは、ダイナミックで複雑な表情を持つ岩!
「ヘビ花火」って、ご存知でしょうか?
黒い小さな円筒形の固形物に火をつけると、
燃えかすがみるみる膨らんでいく風変わりな花火です。
隆起した結果、その上にあった岩盤を押し上げて、
そのまま固まってしまった岩を観察していたら、
子供の頃遊んだヘビ花火を思い出しました。
もう一つ気になって見入ってしまったものがあります。
まるで、絞り出し袋で生クリームを絞り出して、
表面に複雑な模様を描いたような岩です。
こちらは、メソポタミア文明で使用されていた
と言われる楔形文字を連想してしまいました。
古代エジプトのヒエログリフを抽象的に
崩したもののようにも見えなくもないですね〜
また、大きな岩がガッツリ折り重なって出来た溝に
隠れるようにビッシリ貝が張り付いている場所も
見つけました。
貝たちはすみっこが好きなんですかね〜
あなたも、もしかしたら部屋にいるときに、
真ん中ではなく、なんとなくすみっこのほうが
落ち着いたりする派じゃありませんか。笑
ビーチの木陰で横たわる至福の時間
ビーチを一通り散策したあとは、横になれそうな
木陰を探すことにしました。
入り口から左手、砂浜の後方は茂み。
大きな木は見当たりません。
でも小ぶりな木だったら数本ありました。
面積は小さいですが、その木々が手ごろな木陰を
つくってくれているんですね〜♪
地面と並行に這った太い茎がありました。
枕がわりになるんじゃないかと思って、
体を横たえてみました。
視界には広がっているのは美しい海♪
ただ、ボ〜と海を眺めたり、持ってきた
キンドルで電子書籍を読んだり・・・
時間を気にせず、気ままに過ごします。
ビーチの木陰でただひたすら横たわって
いるだけの至福の時間。
ボランちゅが、つい繰り返し沖縄に来てしまう!
そのいくつかある理由の中から、
まっ先に挙げちゃうかもしれませんね。